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クリスマス聖誕劇ー2

いよいよ聖誕劇の始まりでます。
緞帳が上がると、ナレーターのところにだけスポットが当たり、聖誕劇の時代背景を説明し始めました。「イエス様がお生まれになるずっと昔のことです…」みんなはっきり言えました。
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影アナが、「第1場予言、預言者イザヤとミカが救い主の誕生を予言します。」と言うと、時代がいきなりワープしていきました。時は、紀元前7世紀頃、場所は現在のイスラエルあたりです。救い主の誕生を予言する預言者が遣わされました。
「エッサイの株から一つの芽が萌え出で、その根から若枝が育ち、その上に主の霊がとどまる。」
(イスラエルを統一したダビデ王のお父さんがエッサイ。すると切り倒された株から芽が萌え出るって、強大な国によって滅ぼされたイスラエルを救い出す若枝とは、そこに主の霊が止まるとは。いろいろな質問が生まれてきますが、詳しくは森下牧師に聞いてみましょう。)
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凛とした声で、イエス様のお誕生を予言する預言者たち。立派でした。
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舞台は一転。「第2場。受胎告知。」
2人のナレーターが、マリアのところに天の使いが現れたと言います。
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では早速現地を呼んでみましょう。北見「ハレルヤ新聞の長部さん、長部さん、聞こえますか?」
長部「はい、ハレルヤ新聞の長部です。私は今、ナザレの村に来ています。マリアさんの家に天の使いが現れたと聞いてやってきました。こちらはずいぶん静かな村です。」
北見「どんなニュースが入ったのですか?」
長部「天使ガブリエルが、おめでとうと呼びかけたと聞いています。あっ、ちょっと待ってください。今天使が何か言っています。「マリア、恐れることはない。」と言っています。マリアさんずいぶん驚いた表情をしています。」
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北見「どういう展開になるのでしょうか?」
長部「どうもマリアさんに男の子が生まれると言っているようです。」
北見「いきなりですか?」
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長部「マリアさんの言葉が届きました。お言葉通りにこの身になりますようにと答えたようです。」
北見「マリアさんは、本当に神様に従って行こうとしているのですね。素晴らしい姿ですね。」
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北見「こちらでは、第5場に変わっています。今、ナレーターが言うには、マリアとヨセフがはるばる旅をしてベツレヘムまで行くようです。では、二人の旅の様子を密着取材してくれるのは、グロリア日報の竹田さんです。竹田さんよろしくお願い致します。」
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竹田「はーい、竹田でーす。私はマリアさんとヨセフさんの旅に同行させてもらってまーす。いや、ほんと大変な旅でしたー。あんな大きなお腹で、マリアさんよく頑張ったと思います。私ならとてもムリです。でもー、歩いて、時々はロバに乗ったりしましたけど、ほんと大変なんですけど、けどが続きますけど、何かマリアさんを見ていると守られているという感じがしてなりません。」
北見「今どの辺りでしょうか。」
竹田「いま、ベツレヘムの町に入ってきました。私は二人より先に宿屋の様子を見てきたいと思います。たくさんの人たちでごった返してまーす。1件の宿屋の前に来ました。旅人が泊まれますかと聞いているようです。無事に泊まれたようですが、これで満室のようです。」
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北見「宿を取るのって結構大変ですね。旅行代理店もないですし。」
竹田「何バカなこと言ってるんですか。別の旅人がこっちの宿に聞いています。泊めてもらえそうです。あっ、ここも満室と言うことで、もうベツレヘムには泊まれる宿屋はないかもしれません。」
北見「マリアさんたちどうなるんでしょう?」
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竹田「あっ、遠くにマリアさんとヨセフさんの姿が見えてきました。さっきの宿屋に行っています。やっぱり断られてしまいました。ヨセフさん、しっかり交渉してくださいよ!もう!」
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北見「もう一軒の宿屋さんはどうでしょうか?」
竹田「ヨセフさん頑張って交渉しているようです。でも、部屋はないけど、馬小屋なら、と言っているようです。あっ、二人は感謝して泊めてもらうようです。」
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聖書は、こう書きます。
「ことろが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。」ルカによる福音書2章6節〜7節
布に包んで飼い葉桶に寝かされる赤ちゃん、これが救い主の姿です。どこにも誇らしいところがありません。神様が私たちに近づいてくださるためには、ここまで低く貧しくならなけらばならないのです。自分の力を誇り神様の道に従うことのできない私たちに対して、聖書はイエス様のこのような姿を通して、私たちが神様の前に立つことを許されると説くのです。


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