舞台は第5場となりました。東の国の博士たちが不思議に光る星を見つけて、はるばるユダヤの国まで旅して来るのです。今年も、『使い星』の美しい歌に導かれて、3人の博士が舞台の上までやってきました。新しい王様にお会いするのを心から喜んで旅して来るのです。砂漠の旅なら、ラクダでしょ。星をたよりに進む旅なら、夜でしょ。食料も水も持って行くとなるとかなりの旅だったはずです。
『使い星』に続く博士たち。きっときたいに胸が高鳴っているのでしょうね。おやっ、ラクダがいませんが。芸文の玄関につないできているのかもしれません。暴れてはいけませんから。
向こうにベツレヘムの町の明かりが見えてきています。来てます!
博士たちがベツレヘムの町に入って入った頃、野原の羊達も騒然となっていました。みんなイエス様に会いに行こうと立ち上がりました。年少組は、後ろ姿で立っているだけでもうかわいらしくて、ホントに得な年齢です。みんなで『メリークリスマス』を踊りました。
『うれしいうれしいクリスマス』も歌ってしまいました。えっ、一部揃ってないですって?いんです、これで。だって子ひつじさんたちなんですから。
舞台はいよいよクライマックスを迎えています。マリアさんは、生まれたばかりのイエス様を抱っこしています。上手の方には天使の歌声と評判の年中組さんが並んでいます。他の役者さんたちも、揃いました。
羊飼いが小ひつじを呼んでいます。
子ひつじは、毛のお布団をプレゼントすると言っています。こひつじの毛だったら柔らかくて暖かそうです。イエス様もきっと喜んでくださいます。
博士たちやってきました。手に手に贈り物を持っています。先ほどは何も持って無かったということはやっぱりラクダに乗せていたのでしょうね。
最初の博士は、黄金を捧げました。
2番目博士は、乳香を捧げました。
3番目博士は、没薬を捧げました。
お祈りを捧げる博士です。
そしてみんな揃いました。終曲『いざうたえ』。明るく力強いクリスマスの讃美歌です。配役を決めるのにどうしようか、から始まって1ヶ月半にわたる準備と練習をしてきた聖誕劇は、今幕を閉じようとしています。以前は、中心的な役割を演じた年長組の子どもたちだけが集まって最後の賛美歌を歌っていました。でも、クリスマスは、皆の所にイエス様が来て下さったことをお祝いするんだよね、と考えてフィナーレは全員が集まって歌うことにしました。子どもたちと職員と聖誕劇を応援して下さる保護者の皆さんと、文字通り幼稚園に関わるすべての人がこの聖誕劇を支えて下さって、この日を迎え無事に終えることができました。ありがとうございました。
その後、職員による怪しい出し物があって、今年もサンタさんが来てくれて、出し物すべてが滞り無く終了しました。ロビーではプレゼントをもらって喜ぶ子どもたちの姿がそこここに見られました。
舞台に出てきてくれたサンタさん、出て来なかったサンタさんたち、ご協力ありがとうございました。
メリー クリスマスと
ハッピーニューイアーのご挨拶を送ります。
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