お知らせ

2015年12月の園だより

今月の聖句
「いと高きところには栄光、神にあれ、
    地には平和、御心に適う人にあれ。」 
ー ルカによる福音書2章14節

聖書に聞く

今年の聖誕劇の最後に歌われる讃美歌は、『あめにはさかえ』です。「天(あめ)には栄え 御神にあれや 土には安き 人にあれやと」文語文の難しい言い回しですが、この詩が今月の聖句です。前半はラテン語で、「グロリア インエクセルシス デオ」と言いますが、グロリアという言葉は何度か聞いたことがあるかもしれません。

ベツレヘム郊外の野原で夜、野宿しながら羊の番をしていた羊飼いは、神様の栄光が周りを照らしたので大変恐れました。その時知らされたのは、救い主がお生まれになった事、飼い葉桶に寝かされている赤ちゃんがそのしるしである事でした。そして天の大軍が「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」と歌ったのです。

羊飼いは神様の御心に適う人々だったでしょうか。社会的には、貧しく人々からあまり信用されていなかった羊飼い達。この人達に最初の喜ばしい知らせが告げられた事が、この時お生まれになったイエス様がどういう方であるかを端的に示しています。神様の前に自慢できる物を何も持っていない羊飼いに、神様は良い知らせを知らせてくださいました。

この記事は、そのまま私たちへのメッセージでもあります。神様の前に自慢できる物を持っていない私たちのところに神さまの方から来てくださったのです。クリスマスの物語は、神さまと私たちの間に平和がもたらされると告げるのです。憎しみと報復の連鎖の中で世界は今、平和への道を探しあぐねています。

しかし、聖書は自分たちの持つ軍事力、経済力によって平和をもたらす事はできない事を示しています。この十字架の道を歩む飼い葉桶の赤ちゃんだけが私たちのもとに平和をもたらすのだと。

月主題

「うれしい」

月のねらい

年少

  • クリスマスの意味を知り、羊になってお祝いし、喜びを分かち合う。
  • お互いの思いや考えの違いを受け入れようとする。

年中

  • クリスマスの意味を知り、イエス様のお誕生を友だちと一緒に喜び祝う。
  • お互いの思いや考えの違いを受け入れようとする。

年長

  • イエス様の誕生をたどりながら、聖誕劇を演じ、喜んでお祝いする。
  • まわりの人々、社会・世界の出来事にも目を向け、恵みをわかちあう。

12月の子どもたち

保育室のクリスマスのコーナーには、クリスマスの絵本や飾りが置かれています。壁や棚には子供達が作ったクリスマスの飾りが並びます。

年少組からは、歌や羊のかわいい声が、年中組からも、歌声とハンドベルの音が聞こえてきます。ホールからは、年長組の聖誕劇のせりふや讃美歌が聞こえてきて、イエス様のお誕生をお祝いする準備が進められていきます。園全体が、クリスマスの喜びに包まれて行きます。

クリスマス礼拝は、教会で礼拝を捧げます。年長組が、陶芸で作ったキャンドル立てをもって、キャンドルサービスをします。聖誕劇は、今年も芸文の中ホールで行います。この企画が市民にクリスマスを伝える器として用いられますように。また、礼拝、聖誕劇、オープニングの音楽、すべてが神様への捧げ物と讃美になりますように。

雪の園庭では、冷たい風を頬にあびながら鬼ごっこや雪と氷で遊ぶ子どもたち。今年も、そり滑りができるほど雪が降るでしょうか。

絵本の楽しみ

『クリスマスってなあに?』ジョージ・G・ロビンソン作、小宮 由訳

endayori_201512クリスマスってどんな日?って言われて、そう、ツリーでしょ、ケーキでしょ、プレゼントでしょ、サンタクロースでしょって数えているそこのあなた、ぜひこの本読んでみてくださいね。小さい字がいっぱい書いてあるし、フリガナまでふってある、うちの子無理って思わずに、まずお子さんをお膝の上に、そしてゆったりとした気持ちでこの本を開いてみましょう。

そこには、聖誕劇で行われた数々のシーンが書かれています。そう、クリスマスはイエス様のお誕生日なのです。どの役をしたのかを思い出すのもいいでしょう。一度に全部読まなくていいんです。

その他にも、クリスマスカードを書いたり、プレゼントを用意したり、お菓子を焼いたり、部屋を飾ったり、サンタクロースを待ちながら眠ったり、教会に行って礼拝をしたり、最後のお片付けまでクリスマスのいろいろな事が丁寧に書かれています。

こころの空

冬が近づいて暗くなるのが早くなると何か光が恋しくなる感じがします。夕方暗くなって来た道を歩きながら、家々の明かりがついているとホッとします。『光の降誕祭』と言われるクリスマスがこの時期にやって来るのは絶妙なタイミングです。

先日、『ひかりのあーと』というワークショップが幼稚園で開かれました。北見幼稚園の事を北見市民にもっと知ってもらいたいと言うお母さん達が集まって企画から準備、当日の開催まで進めていきました。40組以上の親子の参加を得て大成功でしたが、企画準備段階からすでにとても面白いものでした。「わーっ、きれい!」という叫び声が何度もスタッフから出て来たのです。そこには準備している皆がアイデアを出し、実際に試し、参加する子どもたちがアートを体験できるように考える姿がありました。

園長のぼけとチーフやスタッフの鋭い突っ込みも準備を支えたかもしれません。反省会の日、写真を見ながら色々振り返っているうちに、いつの間にか、次の冬のワークショップをどうするかに話が進んで行ってしまうメンバー達なのでした。

1日(火)

配本日

こどものとも12月号を持って帰ります。ブック袋を園に置いていない子は持ってきて下さい。

バス代納入日

バス通園の子は、バス代を納めて下さい。

身体測定(年中、年長)

身長・体重を計ります。こひつじノートに記録します。

アドベント(待降節)

ラテン語で「来臨」の意味。教会歴でクリスマス前の4週間のこと。神の子の誕生を待ち望み心の備えをする時です。幼稚園では、火曜日の合同礼拝ごとにアドベントクランツのロウソクに1本ずつ点火して行き、クリスマスに4本点火します。

2日(水)

役員会(クラス役員)

11時00分から、ひまわり組で行います。1月20日のお餅つきの話し合いです。

身体測定(年少)

3日(木) 
4日(金)預り保育無し
5日(土)  
6日(日)  
7日(月)▽弁おにぎり給食

配本日

こどものとも1月号、「冬の生活」、聖話のカード、カラー帽子を持ち帰ります。カラー帽子は3学期使いません。年少・年中組は、来年4月から使います。

給食代納入日(12月分)

おにぎり給食代210円×3回=630円です。

8日(火)

アドベント2週目

9日(水) 
10日(木) 
11日(金) 
12日(土)  
13日(日)  
14日(月)▽弁おにぎり給食 
15日(火)

アドベント3週目

星の子クラブクリスマス

16日(水)

聖誕劇総練習(芸文・中ホール)

バスで芸文に行き、総練習をします。歩きの子は、9時までに登園して下さい。この日の衣装のお手伝いは、いりません。年少組は羊の衣装で登園して下さい。

星の子クラブクリスマス

17日(木)

星の子クラブクリスマス

18日(金) 
19日(土) 
20日(日)  
21日(月)▽弁おにぎり給食 
22日(火)×

クリスマス礼拝

北見教会(北斗町)でクリスマス礼拝をします。参加希望の方は、10時までに教会へお集まり下さい。歩きの子は、9時までに登園して下さい。

午前保育、預り無

23日(水)×

クリスマス聖誕劇(北見芸術文化ホール)

年長・年中組は9時30〜40分の間に、年少組は羊の
衣装で9時50分〜10時の間に親子で芸文ホールにお集まり下さい。

  • リュックサックはいりません。
  • 水筒に水かお茶を入れて持たせて下さい。
  • 降園は12時頃になります。
  • 年長組の衣装係のお母様、よろしくお願い致します。

2学期終了

3学期は、1月18日(月)から始まります。

24日(木) (振替休日)
25日(金) 

冬休み 預り保育

26日(土)  
27日(日)  
28日(月)  
29日(火) 

預り保育休み

30日(水)  
31日(木)  

冬の交通安全

  • 冬道は滑りやすく、車はすぐに止まれません。
  • 信号機のある所を横断して下さい。

バスコース

バスコースはパターンAです。(4・5月のコース順)

冬じたく

  • 手袋と帽子を忘れないようにして下さい。手袋の替えも持たせて下さい。濡れた時に替えの手袋をはいて帰ります。濡れた手袋は、園で乾かしてロッカーに入れておきます。
  • 帽子・ジャンバーには、必ず掛けひもを付けて下さい。掛けひもがないと、ロッカーにかけずらくなります。
  • 戸外では暖かい服装で遊びます。暖かい靴下をはかせて下さい。裸足で過ごせる子は、そのままでもかまいません。
  • 深い雪の中で遊ぶ事もあるので、長靴にして下さい。
  • 雪が降ったら、スノーウエアを着せ、脚絆を付けて登園させて下さい。脚絆を長靴に付けてはく練習をして下さい。
  • インフルエンザが流行します。人ごみを避けて下さい。
  • 外から帰ったら、必ず手洗い・うがいをしましょう。

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