今年も来てくれました、“風の子さん”。
子どもたちは何が始まるんだろうと、ワクワクしながら見つめます。
身近な素材なのに、イメージを膨らませるといろんなものに変身します。ロープは山になり……。
新聞紙からだって、何十種類もの遊びが生まれてきます。
吸い込まれるように見つめる子どもたち。
さんざん遊んで散らかった舞台も、お片付け自体がまた遊びになってしまいました。
おしまいは『きたかぜのおくりもの』という劇。昔ある所に双子の兄弟がいて、兄は金持ち、弟は貧乏でした。ある日、弟が兄さんの家に小麦粉を借りにいくと…。大体昔話は、悪い人が懲らしめられて、辛い目にあった人が幸せになるのですが、この弟も最後は仕合せになったそうです。みんなも、喜んでいますね。
たまたま星の子さんも一緒に見れて、あるお母さんが、(新聞だけであんなに遊べるなんて)「おもちゃって、いらないんですね。」と話していました。創造性と想像性。イメージの豊かさと具体的に形にする力、子どもたちの中に豊かに育ってほしいですね。
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