キンコンカン、会場に本鈴が響きました。
「ただ今から、北見幼稚園の聖誕劇”世界で初めのクリスマス”を始めます。」
90歳を超えた小林孝子さんの声が響きます。
舞台では、年中組が今か今かと緞帳が上がるのを待っています。
そしてオープンングです。緞帳が上がって、「神はその独り子をお与えになったほどに世を愛された。」
ヨハネの福音書の言葉を揃って言えました。
そして歌、『Very merry christmas』コード進行のおしゃれな曲、上手に歌えました。
いよいよ器楽合奏です。曲は『きよしこの夜』。クリスマスの定番中の定番の讃美歌。知らない人はいないくらいの曲です。ハンドベルの二部合奏にトーンチャイムも加わります。果たしてどうなるのか。指揮の竹田先生にも力が入ります。
こんなに埋まった会場が、静まり返ってその音楽に耳を傾けました。
指揮を見つめる目も真剣です。
最後の歌は、『ぼくのクリスマスプレゼント』
「♪クリスマスプレゼント
ママには えほんをよんであげる やさしいきもちになるように
パパには うたをうたってあげる うれしいきもちになるように
ちょっといい歌詞でしたね。パパやママ、優しい気持ちになってくれたかな。
会場からたくさんの拍手をもらい笑顔の子どもたちが緞帳の向こう側に消えて行きました。
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