お泊り会号 その2
さて、180度で約20分。どうなったでしょう。
焼けました!おいしそう。
こちらも。ケンチャンパンも爆発的に焼き上がっています。どれもおいしそうです。
そして、夕食になりました。みんな自分のパンを噛みしめながら食べていました。もう一つ市販のパンもありましたが、自分たちの作ったパンの方が断然おいしかったのです。
夕食が終わり、暗くなってきた頃、『冒険ごっこ』が始まりました。『えるまーのぼうけん』をもとに、子どもたちがどんなコースにするか考え準備してきました。ポイントごとにライオンやゴリラやサイが潜んでいます。猛獣たちをうまくかわしながら最後に縛られている竜を助けるのです。さあ子どもたちうまく竜を助けられるのか。
まず、ピョンピョコ岩を渡ります。足を踏み外すとそこは深い海。慎重に進みます。
最初に出会ったのは虎。お腹をすかした虎はみんなを食べてしまうと言います。しかしエルマーは機転を利かせて持ってきたチューインガムを渡して、虎がガムに気を取られているうちにその場から逃げ出します。
次に出会ったのは泣き虫のサイ。泣いていたのはつのが汚れたせいでした。エルマーは歯ブラシを取り出して、つのを磨くと、だんだんきれいになってきて、サイは喜んで自分で磨き始めました。そのすきにエルマーは次のコーナーへと進んで行きました。
すると、そこでエルマーを待っていたのは猛獣の中の猛獣、ライオンでした。絶体絶命のエルマーです。「お前は誰だ!」とライオンが怒鳴ります。何かイライラした表情に、エルマーは「どうしてそんなに怒っているんですか?」と聞きました(でも、ケニアの草原でこんなことを言っていたら大変なことになりますのでよろしく)。理由がわかりました。たてがみがぐちゃぐちゃだったからです。そこでエルマーは、ブラシとクシを取り出して髪をとかしてリボンまでつけてあげました。ライオンが喜んでいるうちに、エルマーはさっさと次のコーナーへ。
次に出会ったのはゴリラ。しきりにかゆがっているゴリラ。どうも体にノミがいるらしいのです。エルマーは持っていた虫眼鏡を取り出して、「これでノミが大きく見えるよ。」と言って、ゴリラがノミを探しているうちに逃げ出しました。
ワニの背中を渡って、とうとう竜のいる部屋へ。「あー、助けてー」という声が聞こえて来ます。
縛られている竜の縄をほどいて助けてあげたエルマーは、宝を見つけて意気揚々とゴールのすみれ組に到着したのでした。
そして記念撮影をしました。手にはがんばったことをたたえた賞状とアメ。
大盛り上がりの冒険ごっこが終わり、プログラムもクライマックス。先生たちの出し物に移りました。
とてもよそ様にはお見せできない内容でしたので、小さな写真です。
一日目のプログラムが終わり、集合写真を撮りました。
そしておやすみなさい。
さあ寝るぞー、
と、ここまでは良かったのですが、
だんだん乱れてきて、
どういうわけか、一人だけ逆さになり、
複雑に入り組んで、
しまいには、ケリまで入ってしまい……。
とにかく、ぐっすり眠った子ども達でした。ー続くー
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