シェイクアウトとは、2008年に米国カリフォルニア州で始まった、地震を想定して参加者が一斉に行動するという新しい形の訓練です。2017年には全国で666万人、北海道では約18万人が参加しました。今年は8月31日10時から全国一斉に行われました。北見幼稚園では9月6日にする予定でしたが、その日は本当に恐ろしい胆振東部地震がおき休園になったため、今日実施することになりました。
まず、地震による揺れを感じたら、身を守る方法として「DROP!(まず低く)」「COVER!(頭を守り)」「HOLD ON!(動かない)」と、基本となる行動をします。
それぞれのクラスで担任からその話を聞き、実際にやってみます。頭を守って〜。
その後、園長先生から「これから地震の時の練習をします」と放送が流れました。
子ども達、耳をすませて聞いています。
そして、これから地震が起きたことを想定する訓練のCDをかけ、その声、音に合わせて身を守る練習をします。
CD(ピンポンパンポン♪これからシェイクアウト訓練を始めます。地震の揺れから身を守る訓練です。このあと音が流れたら訓練を始めて下さい。用意はいいですか?)
(ピロローン ピロローン 地震です。地震が発生しました。)
みんな一斉にテーブルの下にかくれます。
(10秒…。安全な場所を探しましょう。)
(丈夫な物の側でじっとしていて下さい。)
(20秒…。上から落ちてくる物に注意して下さい。)
(30秒…。地震が続いています。)
(40秒…。)子ども達、テーブルの下にもぐり
身を低くして
頭を守り
じっとしています。
(…60秒。ピロローン ピロローン 地震がおさまりました。)
(これでシェイクアウト訓練は終わりです。)
子ども達は、この声を聞いて安心してテーブルの下から出てきました。
シェイクアウトが終わり「こわかった〜」「もし、これが家だったらどうしよう」「電気が落ちてきたらコブができるし…」と言う子がいたり、「オレの家は横揺れだった」と先日の地震を思い出して話していた子もいました。
地震は、いつ起きるかわかりません。もし起きた時すぐに安全な行動をとることができるように、今日の幼稚園でのシェイクアウトの様子を子ども達から聞き、ご家庭でも話し合ってみるとよいかもしれませんね。