いよいよ第一場が始まります。市民会館大ホール、暗くなった会場は静まり返っています。今、ナレーターの子ども達の声が流れ始めました。これが今年の新しい試みの一つです。「イエス様がお生まれになるずっと昔のことです…」ずいぶんはっきりと聞こえてきます。イエス様がお生まれになることを人々はずいぶん待っていたことがわかります。今度は影アナの声が聞こえてきました。預言者イザヤとミカが救い主の誕生を予言したと言っています。この場面も、今年の新しい試みです。舞台に大きなスクリーンが掛かり、預言者の映像が映し出されました。一人一人堂々と神様から預かった言葉をしっかり伝えています。こんな様子です。

会場が暗いせいか直接カメラで撮ると写りが良くありません。ここは特殊処理を施した映像でお送りしましょう。

立派な預言者達の姿が、鮮明に見えています。さて、預言の内容はどんなだったかですか？「ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。」などなど、しっかり言えました。最後にみんなで讃美歌を歌い出しました。力強いです。

そして第２場。マリアのところに天の使いが現れ、救い主が生まれることを知らせます。

いよいよ現地を呼んで見ましょう。「えー、ナザレ新聞のオサベさん、オサベさん。ナザレの様子を聞かせてください。」「はいこちらオサベです。ナザレはいつもと変わらぬたたずまいです。私は今マリアさんのお宅の前にいます。中から静かな声が聞こえてきました。何かおめでとうと言っているようです。」

「何かいいことがあったのでしょうか？」「そんな感じではありません。恐れることはないとう声も聞こえます。何か赤ちゃんが生まれる知らせのようです。」

「マリアさんの声が聞こえてきました。お言葉通りになりますように。と言っています。まだ若いのに神様に信頼して、歩もうとしています。立派です。」

「天使はひとりですか？」「いや、どうもガブリエルのほか数名の天使が遣わされているようです。」

「静かなナザレの村に、大変大きなニュースが飛び込んできています。しかし、村はあくまでも静かに1日を終えようとしています。ナザレからオサベがお伝えしました。」「ありがとうございます。また何か大きな変化がありましたら、お伝えください。」