3月5日(水)、お別れ会が開かれました。インフルエンザがじわじわと子どもたちを襲い始めていた頃でした。
会が始まる前、年中組の子どもたちが年長組を訪れました。手には秘密のプレゼント。「小学校に行ったら使って下さい!」それは手作りの鉛筆立てでした。みんな嬉しそうです。
そして、時間になると年少と年中組の待ち受けるホールに年長組が胸を張って入場です。
この日のために、2クラスが一生懸命に取り組んだ園舎・園庭の配置図が在園児たちにプレザントされました。
ホールには、黒板にプログラムが書いてあります。
今回は川柳風にコメントすっかな。(と、軽い気持ちで始めてしまいました。その後産みの苦しみを味わうことになるとは、この時は知る由もありませんでした。)
『お子たちの やる気あふれる メニューかな』
さて、最初はなわとびです。みんな結構跳べるじゃないですか。うーん、来ました。
『入学の 気持ちと共に ジャンプする』
こんなんでいいのかな?
次ぎはまりつき。
ゴムまりは良くはずみます。うーん、なかなか来ないですね。あっ、来ました。
『ゴムまりの はずむ気持ちは 手にあまり』
そして、こま。これみもんなずいぶん楽しみました。初めてまわったときの喜び、忘れがたいですよね。
『凛として まわる姿に 魅せられて』
フラフープがまたすごかったですね。2つも3つも同時に回すんですから。腰がおかしくならないのでしょうか。
『名人に 遠心力も 味方して』
跳び箱も好きな活動の一つでした。手の位置や、踏み込みのタイミング足の開き具合など、瞬時に判断が必要な跳び箱。でも、ずいぶん跳べていました。難しかったのはシャッターチャンス。こんな風に撮れたのは、10枚中2枚くらいでした。
『踏み込んで 古い自分を 飛び越える』
そして大なわとび。相手の呼吸と合わせながら、何十回も跳びます。
『息あわせ 跳ぶたび喜び 噛みしめる』
そして究極の二人跳び。
『名コンビ 跳び続けてね これからも』
次はピアノでした。それぞれの個性が奏でる曲たちでした。そこで、こんな風にしました。
『メロディーが 春風に乗り 散歩する』
鉄棒は驚きでした。前まわりや逆上がりを1回するのならよく分かります。ところが、このかた、逆上がりを降りること無く連続で何回も続けるのです。「いーちー、にーいー……」みんな数え始めます。なんと20回以上!これは、体操日本を背負う人かもと、こんな風に行っちゃいました。
『まわるたび 東京五輪が 見えてくる』
次は、例年こんな例はなかった新しい流れでしょうか。ヒップホップダンスです。腕も体も腰も良く動きました。
『踊り子の ヒップ確かに ホップして』
そして一輪車。1年を通して遊んできました。なかなか手放しでという所までは行かなかったのですが、それでも繰り返し繰り返し挑戦して行きました。来年は台数が増えて乗れるようになる人が増えるのではという予感がしますが…。
『転ぶたび もう一輪が 欲しくなり』
最後はキャッチボールでした。丸めた新聞のボールを新聞に載せて、パッと開く力で空に跳ばしてそれを受け止めます。
『そら君は 遊びも空に 憧れて』
次は年少組を乗せて遊ぶ「おみこし」。
乗せてもらって大喜びの年少さんでした。
『担ぐ子も 担がれる子も 喜んで』
でも油断はできません。意外に体格の良い子も。
『ちょっと待て 最強パワーに 切り替えて』
年中組は一緒に『糸車』踊りました。
『手とともに 心つないで お別れ会』
こうして楽しいひとときは瞬く間に過ぎて行きました。
もう一度年長組が作った卒園製作、『北見幼稚園配置図』を見てみましょうか。いやー、迫力あります。細かい所まで考えて作られています。ウサギさんもいます。サクランボも杏もヒメリンゴもなっています。ドングリや栗は本物がなっています。すごーい!これがあればお客さんたちも幼稚園の様子が一目で分かりますね。ありがとー、年長さん!
『作品に 子らの成長 教えられ』
と、ここら辺で今回のかなり苦しいブログ製作を終わります。
『遊びつつ ブログの仕事 終えにけり』
「ほっ。」
Blog