北見信金本店ギャラリーで行われている北見幼稚園のポスター展「これ おもしろい!」会期も残り一週間ほどになってきました。まだご覧になっていない方はぜひぜひ見にいらして下さい。かなり評判がいいです。
これは準備のときの様子です。
ポスターの紹介です。
まずタイトルポスター。「私なんちゃって美術部だったんです。」と謙遜するお母さんのTさんが作ってくれました。私たちが成長を見続けてきた柏の木の写真を使ってくれました。
手伝ってくださったお母さん達が、数万枚の写真から選んでくれた子どもたちの様子・作品の写真。
そして、遊んでいる子どもたちはそこでたくさんのことを学んでいます。
プロジェクト活動のポスターがずらりと6枚続きます。
まず、年少うさぎ組の『石で遊ぶ』。石で様々な遊びや活動をする様子が伝わってきます。好きな石を選んだり、名前まで考えました。
次は年少ひよこ組の『光と影で遊ぶ』。光と影で遊んだり表現したり、リンゴに絵まで描きました。
これは年少こりす組の『土』。いろいろな場所の土を集めに行ったり、土でクレヨン作ったり、楽しみましたね。
これは年中ばら組『身近にある自然に触れて』。園庭や近くの公園などいろいろな所に出かけながら自然に触れて楽しみました。
これも年中ゆり組の『身近な自然〜森・木・花』。木や花の絵を描いたり、実を探しに行ったり、野焼きで葉っぱのお皿を作ったり色々楽しみましたね。
最後は年長すみれ組の『虫』。園庭の虫を探したり、偶然にも昆虫愛好家がオオゴマダラのサナギをプレゼントしてくれたり、虫の造形をしたり、虫への関心が高まった一年でした。
プロジェクトのポスターの他にも、幼稚園紹介のいろんなポスターを、お手伝いの母たちが作ってくれました。ご協力に感謝致します。
石や土の作品たち。
かなり似ていると評判の園長の似顔絵。「子どもの言葉に耳をすます」、「子どもの言葉を書きとめる」、「子どもの言葉を紡いでいく」この3つは、これからずっと北見幼稚園の基本です。
1日の流れです。
年間の行事です。
保育の考え方などです。
まだありますが、最後に紹介したいのはこれです。保護者の声。たくさんの方が「声」を寄せてくださいました。
ありがたいものばかりでした。ここには展示しきれていません。本当に感謝しています。北見市の幼児教育の保育の質を向上させるために、今北見幼稚園ができること、それをポスターの形で表してみました。これから子育て会議が始まります。会議では、きっと保護者の利便性、サービスの向上などが注目されるでしょうけれど、幼児教育は何を育てるべきものなのかをしっかりと見据えて、これからの幼児教育を考えていただきたいと願っています。
7月のある日、年長の子どもたちがギャラリーを訪れました。昨年1年間取り組んだ自分たちのテーマのポスターをじっくり眺めていました。子どもたちの後ろ姿、いいですね。
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