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お父さんたちの力で

6月の、とある土曜日の午後、三々五々お父さんたちが集まってきました。ジャージ、タオル、軍手、服装は様々でしたが、その表情には並々ならぬ覚悟が現れていました。
遡ること2週間ほど前、会長の小笠原さんが、「園長、今年の労作でどんな事してほしいですか?」と聞きました。園長「例年と同じように、草刈りやペンキ塗りをしてほしいんですけど、今年はそれに加えて、門の内側に花畑を作りたいんです。ガーデニングチームのお母さん方が楽しみに待っています。」一瞬たじろいだ会長さん、にっこりと「わかりました。」と答えてくれたのでした。そのとき、二人はこれがどんな大変な作業になるかは知る由もありませんでした。
前々日に、大きな袋一杯に畑の土が農家から届きました。左側の袋見えますか?
そして作業開始。砂利、雑草、コンクリートなど色々混じった土を幅4.5m、奥行き1m、深さ50㌢ほど彫り上げました。かなりな作業でした。掘り出した土も半端ではありませんでした。
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長いコンクリートが埋まっているの発見。お父さんたちの背中に変な汗まで流れ始めます。
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土を運び入れるのをどうするか、フェンスを外そうとのMさんのグッドアイデアで、土は畑にぐっと近づき、みんなで力を合わせて、運び込みました。
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黒々とした良い土が入った畑が出来上がりました。
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こちらは草刈り隊。丁寧に刈っています。
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一方、園舎の裏の方はと言うと、フキのジャングル状態。「いやー、孤独な闘いでした。」とHさん。
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ベランダの簀の子も、長い間風雨にさらされずいぶん反り返ってしまっていて、板を外し裏側にして取り付け直して塗り直し。
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手間をかけてきれいになりました。
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総合遊具は、毎年こんな風に塗り直しをしていて、地上部はピカピカでしっかりしています。
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闘い済んで、いよいよお待ちかねの、「おいしく飲もー!」の時間になりました。ちなみに、『源期なの会』のモットーは、「いい汗かいて、おいしく飲もう!」なんです。途中変な汗も流れましたが、無事すべての作業が終了して、乾杯です。
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空模様が怪しくなり、ポツポツ来ても、あの柏の木の下なら全然平気です。おいしく頂きましたよ。
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えっ。花畑はどうなったかって?
心配ご無用。労作の日の2日後、ガーデニングチームのお母さん達が、花の苗を準備し、きれいに植えてくれました。こんな風に。
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苗を植える人、草取りをする人、剪定する人。どの方も、嫁ぎ先が農家さんというわけではないんですが、結構様になっていました。
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そして見違えるようにきれいになった門からのアプローチ。
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これから、どんどん花が咲いて行きますよ。
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皆様のご協力有り難うございました。


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