夏は『雨男』と言われ、冬は『雪男』と言われる園長ですが、この朝も危ない朝でした。昨日までは、午後から雨が降るとなっていたはずなのに、朝目さめると、夜中にすでに雨が降っていて、園庭の草はびっしょり。さらに時々パラパラと降って来るではありませんか。朝の打合せで、ミニ運動会ができない時は参観日にと事前に決めておいたことを確認。ところが時間が近づくに連れて空が少しずつ明るくなって来ました。園長より強力な晴れ女(Kさんかなあ?)が居たせいかも知れません。
30分前に決行することを決定し、みんなで園庭に集まりました。
まず、ウオーミングアップ。これはメリーゴーランド。お父さんの腕にぶら下がってぐるぐる回ります。
こっちはすごい、二人ぶら下がっています。
こちらはロケット、「3、2、1、発射!」子どもロケットが大空に飛び立ちます。
年少中さんも平気です。
これはゾウさんのお鼻。ぶらんぶらん揺れています。
最初の種目は年少組の玉入れ『いっぱいたべたのどっち?』。お魚にえさをやるという趣向で、子どもは赤い魚に赤いえさ、親は黄色い魚に白いえさです。さあどっちがたくさん入るでしょうか。ピーッ!
もう口から溢れそう。一方親の方は、カゴは高いし、口は狭めてあるし、投げる場所も決められ二重苦、三重苦の中奮闘しましたが、残念。50対9と言う結果に終わりました。子ども達の嬉しそうな歓声が響きました。
続いては年中組。クラス対抗フラフープ『つないでくぐってフラフープ』。それぞれのクラスが親子で手をつないで、長ーい一列になり、手を離さずにフラフープを渡していきます。早く最後の人まで行ったチームの勝ち。こんな風に上手にくぐって、
ばら組もがんばってくぐって、最後はわずかな差でゆり組の勝ちでした。
年長組は、恒例の騎馬戦です。すみれは青、ひまわりは黄色の帽子をかぶり、保護者に肩車をしてもらい相手のクラスの子の帽子を取ります。ホイッスルが鳴って、そのとき帽子が多く残っていた組が勝ち。
さて試合が始まりました。進む黄色のひまわり組。
こちらは迎え撃つ青のすみれ組。緊張が走ります。
「あっ、撮られて(笑)しまいました。」
こっちでもはげしい取り合いです。
なんだか黄色が少なそうです。
戦い済んで数えてみると、6対2ですみれ組の勝ちでした。
次は学年対抗です。草が濡れて競技が変更され、ボール渡しになりました。後ろ向きにボールを渡していき渡し終わったら最後尾に並びます、先にボールがゴールした組が勝ち。
年中組は健闘しましたが、3位でした。1位は年少組、2位が年長組、それぞれ豪華景品をゲットしました。
ミニ運動会のしめはいつも『鯉の滝のぼり』です。
向かい合って腕を組んだお父さん達が並び、子ども達を腕の上で次々と渡していきます。
平気な子もいれば、怖くて緊張する子も。涙の出てしまう子も居ます。でも、この『滝のぼり』見て思うことは、子育てってこう言うことなんじゃないかということです。一人の子をめぐってたくさんの大人が関わり、その子を未来へと送り出してやる、何か象徴的な種目のように思います。
年少組はさすがに怖がる子が多いので、『金魚のもぐりっこ』と称して、こんな風に保護者のお腹のしたをもぐっていきます。こちらはみんなゴールできました。
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