夏休みに劇団四季のリトルマーメードを観に行ってから、すっかりミュージカルの世界に魅了されてしまったKちゃん。
2学期が始まってから、何回もiPadで映像を見返し歌やセリフを覚え、とうとう脚本を作り上げました。
「私もやりたい。」という劇団員を募り、幼稚園の廊下やホールにもポスターを貼り宣伝をし公演に向けて練習を重ねてきました。
そして今日、お客様を呼んで、とうとう公演の日を迎えることになりました。
すみれ組で、芸文ホールに出かけ、舞台裏を見たり音響や照明などのお話を聞いたりしたこともありました。
道具係の皆さん。
こちらは電気係です。
公演の前にKちゃんから3つのお約束。
「1.食べたり飲んだりしないでください
2.静かに観てください
3.歌の後に、拍手していただけたら光栄です。
では、私は海の世界に行きますので、ゆっくり観てください。」
魚が泳ぐ海の中の映像が流れ・・・。(映像担当〜園長先生)
幕が開きました。
海の王トリトンの末娘のアリエルは地上の世界に憧れている人魚。
姉達と暮らしていました。
トリトン王「今日は演奏会、とても楽しみにしている。」
ある日、海の中を冒険していると、船に乗っている王子エリックを見つけ、恋に落ちてしまいます。
急いで船を出す道具係。
エリック王子が忘れられないアリエル。
アリエル「あの人はとても素敵よ。」
歌いながらブランコにのります。(ブランコ作〜D先生)
ある日、船は嵐に襲われエリックは海に投げ出されてしまいました。
アリエル「あそこに船が沈んでいるわ。中に入ってみましょう。」
エリックを助け出し歌いながら介抱するアリエル。
エリックのことが忘れられないアリエルに目をつけたのは、海の魔女アースラ。
アースラ「のぞみはなんだい。」
アリエル「足がほしいの」
アースラ「じゃあ、声と交換しよう。3日の間に王子様とキスをしなければ、お前は私のものだ。」
アリエル「いいわよ」
ナレーター「足がはえました。足を見てアリエルは大喜びです。」
王子様とうまくいきそうなアリエルを見て魔女は考えました。
魔女「このままじゃ王子様とキスしちまうよ。あっ、声の貝殻があるんだった。」
声の貝殻を守ろうとする魔女。
お客様達もシーンとみたり時に笑ったりして真剣。
最後・・・。
ナレーター「アリエルは声の貝殻を奪いバリンと割ってしまいました。それでアリエルの声は元通り。魔女は、くっそーと言いながら海に消えていきました。それでアリエルと王子様は結婚して姉達もきてくれました。」
♪アンザーダーシー♪
歌って踊って
おしまいです。
お客様からは沢山の拍手が👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏
公演の後は、お客様にプレゼントが手渡されました。
(プレゼントまで用意しているなんて🙂)
この後、サイン会も行われ、大盛り上がりだったリトルマーメードでした。
公演を終えて
「緊張したけど楽しかった。」
「お客さんが沢山きてくれて楽しかったし嬉しかった。」
「最初は恥ずかしかったけどみんなに見てもらえて嬉しかった。いつもより上手にできたし🙂」
「みんな、とても良くできました。沢山拍手してもらって嬉しかった。涙出ちゃった。」
長い時間をかけて子ども達で練習を重ね作り上げてきたリトルマーメード、どうしようか困ったり揉めたりしたこともありましたが、みんなお客様に見てもらってとっても嬉しかったようです。