来週の月曜日から3学期という16日土曜日、最低気温も特別寒くマイナス23度だったという朝9時、元気なお父さん達が15人程幼稚園にやってきました。この寒いのに、気持ちは一つ。子どもたちの喜ぶ顔が見たいから。
(実は、今年は雪が少ないから雪像作りはできないんじゃないかと思っていたら、前日にちゃんと雪が降ってくれました。でもこれでは全然足りません。Toさんがトラック5台分の雪を運んでくれました。おかげで、雪像、ソリすべりの坂、雪のキャンバス、雪の舞台などが全部できることになったのです。)
早速作業が始まりました。こちらはT(PTA会長)さんのデザインによる雪像作り。あまりにも寒く雪がさらさらで、水をかけて湿らせました。トラックの雪を型枠に飛ばしています。男の子が好きそうな場面です。踏み固めて枠を外し形を切り出しました。ワニかなって? 違います。今話題の「北海道○ん○ん○ん」です。ボディーを磨いています。『教育的階段』です。遊びの中にも学びを入れたいという父の心でしょうか。こちらは、舞台です。かなり入念に仕上げていました。どんなショーになるのでしょう。楽しみです。ソリの坂も豪快な工事になりました。ここでも除雪機が大活躍。これを平らな斜面にするのです。それでも完成しました。こちらは、雪のキャンバス作り。元PTA会長のOさん手作りの型に雪を積めて水を足して固めると出来上がります。全部で8個で来ました。これでワークショップ『雪のあーと』の準備ができて来ました。「できたぞーっ!」と気勢を上げるお父さん達でした。
「えっ、完成した姿は?」って。それは明日のお楽しみ。まず、お子たちに見せてからです。
あるお父さんが最後にぽつりと言いました。「何の見返りも無いのにどうしてこんなに集まるの?」
見返りがないからじゃない、とか、子どもの笑顔だよねとか、それぞれに納得して解散したのでした。
皆さんご苦労様でした。