私の机の上の1冊のクリスマス絵本。物語りの構成といい、場面ごとの構図といい、使われている色といい、私の知っているクリスマス絵本の中でも最も豪華な絵本である。
タイトルは、『A Christmas Story』。著者は、色彩の魔術師 Brian Wildsmithである。
表紙をめくると、こうです。色彩が豪華です。
そして、あの物語が始まっていきます。「Once,a long time ago,in a town called Nazareth,a little donkey was born.」
そう、この絵本では、「昔ナザレという村に1匹の子ロバが生まれました。」というところから話が始まって行きます。
お母さんロバが、赤ちゃんの体をなめています。おやっ、隣の家の窓に天使とマリアが見えます。何か起こっているのでしょうか。
おっと、M主任から待ったがかかりました。「まず控え室の取材でしょ。」ということで、控え室に走りました。
年長組は衣装に着替えています。どんな舞台になるのか楽しみです。 こちらは年中組。すっかり準備は出来上がり、オープニングを待つばかり。 客席が映っているモニターを見ています。気持ちが高まってきています。結構落ち着いていますね。仕度ができたかなと年長組の控え室に行ってみると、整然と並んでいました。
そうこうしているうちに、もう開演のチャイムが。肝心の羊達の様子を見に行く時間が無くなり、大急ぎで舞台袖へ走ります。年中組が入ってきました。 きちんと並んで、A先生が「みんながんばってね!」と客席には聞こえない声で励ましています。 そして幕が開きました。 「メリークリスマス!今日は、イエス様のお誕生日。みんなでお祝いいたしましょう。」言えましたね。 うた『あらののはてに』文語体の詩なのによく歌えました。 そしてハンドベル。『もろびとこぞりて』短く切れる音符が続くのによくやりましたね。3コーラス目は3部合奏でした。 A先生が指しているのが魔法の楽譜です。みんな集中してみています。
反対から見るとこんなです。たくさんの拍手をもらいました。
年中さん達、無事オープニングの役目を果たしてホッとしましたね。一人の子が、舞台の上でその匂いをかぐとがんばれる香りを自分で調合して舞台に上ったと聞きました。練習のときよりずっとがんばれたと思います。(拍手)