「血と汗と涙の結晶」と言っても言い過ぎではありません。『2012 これ おもしろい!』ができました。1クラス減ったのに、前回とほぼ同じページ数でした。年度末、年度始めの忙しい時に、職員が必死でまとめました。「こんな大変な事、何でするの?」という声が聞こえそうですが、その答えは、「こどもたちのために。」です。私たちが行っている保育を、世の中に明らかにして批判を仰ぐこと、どのような子ども観、教育の理念からこのような活動をするのか、何を目ざすのかを、自分たちを見直すためにも必要な苦しみだと思っています。
内容は、2012年度に各クラスで展開されたプロジェクト活動をまとめたものです。北海道では、このような保育実践を行っている幼稚園はないようです。
子ども達と担任が一つのテーマをめぐって話し合い(3歳児でも)、時には実験し、時には実際に出かけて行って体験し、色々な経験を積み重ね考えを深めたり意見を述べあったりします。このプロセスの中で、子ども達はそれぞれに自分が認められている事、価値のある存在であること、時には有能な自分である事を感じる事になります。
今年の表紙はオレンジ色です。
中身はこんな感じです。
目次は、以下のとおりです。
序 小林 牧生
石で遊ぶ(年少) 長部 亜衣子 1ページ
光と影で遊ぶ(年少) 三浦 麻利 15ページ
土(年少) 竹田 彩 28ページ
身近にある自然に触れて(年中) 松井 裕子 43ページ
身近な自然〜森・木・草花
にふれて〜(年中) 渋谷 桃子 57ページ
虫(年長) 松浦 麻希子 72ページ
興味のある方は、北見幼稚園までお問い合わせ下さい。但し、82ページ、全ページがカラーコピーで作られていますので、カラーコピー協力費という事で、1冊1000円いただいています。遠隔地の方には、送料は当方負担でお送りいたします。
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