【あしもとの宝物】園の窓から
夏の日差しに負けないくらい、子どもたちのエネルギーが満ち溢れる季節となりました。
先日の「青空あーと」では、青空の下に広げた大きなキャンバスに、どの年齢の子どもたちも夢中になって絵の具を塗り、思い思いに描く姿がとても印象的でした。「絵の具と筆があると、どうして子どもたちはあんなにも自然と描きたくなるのだろう?」と、その姿を見ながら考えていました。きっと、「自分の手で、この世界に色をつけていくこと」そのものが、子どもたちにとって純粋に楽しくて仕方がないのだと思います。青空の下という開放的な環境のなかで、自分の内側にある「表現したい!」というエネルギーをのびのびと外に出す。そんな心地よい体験が、子どもたちの感性や、自分らしさを育む大切なきっかけになっているように感じます。
また、この季節は子どもたちがクラスのプランターで大切に育てた野菜を収穫し、それを使って作った料理を、私のところへ届けてくれます。「園長先生、どうぞ!」と誇らしげに差し出す小さな手。それを受け取って「おいしそうだね、ありがとう!いただきます!」と伝えると、子どもたちは本当に満足そうな笑顔を見せてくれます。
野菜を育てる「食育」の喜びはもちろんですが、ここには「誰かに届けて、喜んでもらいたい」という、優しいつながりの芽生えがあるように感じています。自分のしたことや作ったものをしっかりと受け止められ、相手に喜んでもらう。そんな小さくて温かい体験の積み重ねこそが、子どもたちの「自分はこれでいいんだ」「誰かを嬉しくさせられるんだ」という、これからの自信や安心感の根っこにつながっていくのではないかと思っています。(上市 大輔)
【8月の聖句】
「平和な人には未来がある。」詩編37編37節
【聖書に聞く】
数年はあるかなという期待を持って、2001年から2025年までの25年の間に世界で戦争の無い年がどのくらいあったのかネットで調べてみました。すると、36件もの戦争や国際紛争が起きていることがわかりました。武力による争いのない年は一年もないのが世界の現実の姿でした。その中に生きる私たちに向かって、イエス様は言われました。「平和を作り出す人は幸いです。」と。平和を願うことは誰でもできるでしょう。しかし実際に実現しなければならないとなると、これはとても難しいことです。平和は戦争がない状態だけを意味するのではありません。
アメリカの人種差別政策に反対して戦ったマーティン・ルーサー・キング牧師は、自分たちを苦しめている人種差別主義者に対して次のような言葉を残しています。「あなたがたの他人を苦しませる能力に対して、私たちは苦しみに耐える能力で対抗しよう。あなたがたの肉体による暴力に対して、私たちは魂の力で応戦しよう。どうぞ、やりたいようにやりなさい。それでも私たちはあなたがたを愛するであろう。……しかし、覚えておいてほしい。私たちは苦しむ能力によっていつの日か必ず自由を手にするということを。」彼がこのように語ることができたのは、イエス様が、十字架の上で、私たち人間の敵意、罪を全てその身に引き受けて死んで下さったことによって、敵意を滅ぼして下さったことを知っているからです。このように語ったキング牧師は39歳で暗殺されました。しかし、彼の言葉が虚しく消えていったのではありません。人種差別だけでなく様々な場面で根深い差別がある社会の中で、彼の言葉は生き続けています。今月の聖句、「平和な人には未来がある。」は、平和を作り出す人として生きようとする私たちに、希望を語っています。私たちの周りにいる子ども達、これから生まれてくる子どもたちに未来があるという希望です。この希望に生きたいと思います。(小林 牧生)
【絵本の楽しみ】

『おおきいかさ』エイミー・ジューン・ベイツ 作/ のざか えつこ 訳
優しくて、包容力があって、どんな人でも暖かく迎えてくれて、困った人がいたら見過ごせない。多少無理しても受け入れてくれて、それがちっとも嫌味でないし、むしろみんなが安心してそこにいたいと思う、そんな人が近くにいてくれたら、安心ですよね。それが、今月の主人公、大きなかさでした。
玄関に置いてある赤い大きなかさ。子どもが傘をつかんで外に出ていきました。大きくて優しいかさは、落ち葉や強い紫外線からみんなを守るかさでもあります。そしてこのかさは腕を広げるのが好きでした。ずいぶん腕を広げます。雨に打たれている子を中に入れてあげて、そう、誰かを助ける場所になるのも好きでした。ページをめくるごとに傘は大きくなり、傘の笑顔もどんどん大きくなり、雨をよけてくれます。友達に入ってもらうのも好きでした。もう傘の中は4人になっています。これは無理じゃないですかと思われるような背のたかーい人(?)。中の4人がのけぞって見上げます。でも大丈夫でした。色々な人や動物もやってきます。こうして傘の中には10人以上の人が入っていて、もうこれ以上入るところがないって心配する人もいました。でも、大丈夫。ほらねと明るく迎えてくれます。もう何十人も入っています。太陽が出てきて、雨があがりました。最後の見開きのページは、傘の下に広がる公園の景色です。公園にいる多様な人々が描かれています。ジョギングをする黒人、車椅子に乗った男性とリードにつながれた小犬、イスラム教の服装を被り手のひらに蝶を乗せた女性、老夫婦がいて、たくさんの子ども達が遊んでいます。年齢も、容姿も、職業も、きっと国籍も宗教も違うみんなが楽しそうに過ごしている姿。平和って、こんな風に受け止められ受け入れられる中で作り上げられていくものなのではないか、時事問題を扱った絵本ではないのに、ふと心によぎってしまうのでした。(小林 牧生)
【8月のねがい】
0・1・2歳児(いちご・もも・さくらんぼ組)
・暑さの中、家族や保育者とゆったりとした時間を過ごす。
・夏の生活を五感で感じる。
年少(こりす・ひよこ・うさぎ組)
・水、泥遊びなどを思い切り楽しみ、気持ちよさを感じる。
・保育者に支えられながら、遊びの中で感じたこと、考えていることを言葉で表し、伝える経験をする。
年中(ばら・ゆり組)
・経験したことや感じたことを、言葉や様々な方法で表現する。
・夏を満喫しながら、季節の移り変わりに気づく。
年長(すみれ組)
・一日の中に「動」の時間と「静」の時間をもち、躍動することも、またゆったりと落ち着いて過ごすことも大切にする。
・イエスさまが私たちに平和を創り出すことを望んでおられることを知り、平和について祈り合う。
【8月のこどもたちの姿】
フルーツ【0・1・2歳児】
夏祭りでは、さくらんぼ組の子どもたちがお店屋さんに変身します。
小さな店員さんたちの「いらっしゃい!」の声に、いちご組ともも組の子どもたちは目を輝かせます。
園庭では水しぶきがキラキラと光り、石をめくればワラジムシ、空には蝶々がヒラリと舞います。
園庭の土や水、花や草は子どもたちの大切な遊び相手です。
水を流してどろんこになれば、冷たくて気持ちの良い感触に夢中になり、全身で楽しみはじめます。
最初は見ていた子も、お友だちの姿に刺激を受け、気付けば自然と身体が動き出します。
楽しくて心地よい、ちょっぴり不思議な自然との遊びを通して、心豊かに過ごす毎日。
北海道の短くて濃い夏は、宝物です。
オリーブ【3・4・5歳児】
真夏の太陽の下、オリーブの子どもたちは夏ならではの自然を全身で味わいます。
園庭で大人気なのが、雨樋を使った水遊びです。友だちとアイデアを出し合って雨樋を組み合わせ、工夫したコースを作り上げます。プールでの水遊びも大盛り上がりで、ダイナミックに水しぶきをあげて潜ってみせたり、水の掛け合いっこをしたりと、にぎやかな歓声が響き渡ります。
また、ヒラヒラと舞う蝶々や夏の虫たちを見つけると、子どもたちの表情は一気に真剣そのものに。友だち同士でフォーメーションを組み、網を手に応戦します。見事つかまえると、みんなで集まって嬉しそうに観察し、「これは何ていう名前かな?」と図鑑を開く姿に知的好奇心の高まりを感じます。
ただ遊ぶだけでなく、友だちと目的を共有し、力を合わせて遊びを展開させていく子どもたち。北海道の短い夏を惜しむように、毎日を全力で駆け抜けます。
【主な行事予定】
夏休み(夏季休業)【1号認定】8月16日(日)まで
1号認定はお休みになります。ただし、お仕事等の場合は、預かり保育をご利用いただけます。ご利用希望の方は、コドモンにて「利用日の2週間前まで」にご連絡ください。また、ご利用予定時間が分かり次第お早めにご連絡くださると助かります。
2・3号認定は夏休み期間中もお仕事の日は、引き続きご利用いただけます。
8月1日(土)
卒園児の集い:【卒園児】9:30~11:30
小学校や中学校でがんばっている卒園児が当園に集まる「卒園児の集い」を開催します。
懐かしいお友だちや先生たちと一緒に、ゲームや自由遊びをして楽しく過ごします。
大きくなった皆さんに会えるのを、先生たちみんなで楽しみに待っています。
・家庭保育協力日【全園児】
卒園児の集いのためご協力ください。
8月7日(金)
夏まつり【フルーツ(いちご・もも・さくらんぼ組)】9:45〜
ホールで手作りおもちゃの屋台やゲーム(ヨーヨー釣りなど)を楽しみます。給食も夏祭り特別メニューになります。
詳しくは、後日、コドモンでお知らせいたします。
8月11日(火)
休園 (山の日)【全園児】
8月13日(木)〜8月15日(土)
・家庭保育協力日【全園児】
お盆期間・2学期準備のためご協力ください。
8月17日(月)
・2学期開始【全園児】
持ち物:
カラー帽子、スモック、着替え、上靴袋(オリーブのみ)、ブック袋(オリーブのみ)を持たせてください。
・バス運行開始【オリーブ(年少中長)】
・1号認定預かり保育開始【1号認定】
・始業式合同礼拝【オリーブ(年少中長)】10:00〜
8月20日(木)
いもほり【オリーブ(年少中長)】
大正にある遠藤農場に、じゃがいもを掘りに行きます。
持ち物:
・水筒(水・お茶)
・子ども用軍手
・長靴 ※下記のお願いをご確認ください
・芋を入れる袋(ビニール袋を2重にし、お子さまが持ちやすいよう、持ち手部分をガムテープ等で補強して留めてください)
芋は10個持ち帰ります。芋代として150円を9月に請求させていただきます。
※芋掘りでの長靴についてのお願い
畑の環境を(シスト線虫)から守るため、長靴のご準備にあたって、いくつかお願いがあります。
① 事前に洗って乾かしてください
長靴の底についた古い土や汚れをきれいに落としたものをご用意ください。
② 長靴は袋に入れて持たせてください
当日は長靴を直接履いて登園せず、ビニール袋などに入れて持たせてください。
③ 8月18日(火)までに園へお持ちください
畑の衛生管理の都合上、事前お預かりとなります。18日(火)までに持たせてください。
※雨天の場合は延期となります。延期の場合の日程は、後日改めてお知らせします。
📷当日は北見写真館による写真撮影を行います。後日販売の詳細は、決まり次第改めてお知らせいたします。
8月21日(金)
避難訓練-5:シェイクアウト【全園児】10:00〜
室内遊び中に地震が発生したという想定で訓練します。
北海道シェイクアウトに繋がった訓練です。
地震が発生したら
①ドロップ(姿勢を低くする)
②カバー(頭を何かでカバーする)
③ホールドオン(じっとする)
という基本の避難行動を確認します。
8月25日(火)
合同礼拝【オリーブ(年少中長)】10:30〜
8月26日(水)
お話しの会【年中・年長】11:30〜
元図書館司書の榎本香苗さんがお話し(素話)で語ってくださいます。
「素話(すばなし)」とは?
絵本などを見せずに、話し手の「語り」だけで進めるお話会のことです。
視覚的な情報がない分、子どもたちは一生懸命に耳を傾け、頭の中で自由にイメージを広げていきます。 想像力や集中力を育むだけでなく、語り手と視線を合わせながら進めるため、子どもたちとの一体感が深まる大切な時間となっています。
8月27日(木)
お弁当日【もも組(1歳児)・さくらんぼ組(2歳児)・オリーブ(年少中長)】
お弁当日は、いつもの給食とはひと味違う、特別な食事の時間です。
「自分だけのお弁当」をお友だちと囲んで食べる、わくわくした雰囲気に包まれます。
お仕事や家事でお忙しい朝に、お弁当の準備はなかなか大変かと思います。
朝から揚げ物をしたり、彩り豊かなキャラ弁を作ったりする必要はありません。冷凍食品や夕食の残りものも、お子さまにとっては立派な「おうちの味」です。
気負いすぎず、以下のポイントを参考に準備を進めてみてください。
お弁当づくりのポイント
「好きなもの・食べ慣れたもの」を主役に
お子さまからのリクエストを聞いたり、いつも食べているおかずを入れたり、無理のない範囲でご準備ください。新しいメニューに挑戦するよりも、食べ慣れた味があることでお子さまも安心して食事を楽しめます。
「無理なく食べきれる量」がちょうどよい
いつもと違う雰囲気の中で、まずは全部食べられたという達成感を大切にしたいと考えています。お子さまが無理なく食べきれる、適度な分量でご準備ください。
食べやすさの工夫
手づかみしやすい小さなおにぎりや、フォークで刺しやすいサイズのおかずがおすすめです。「自分でできた!」という喜びが、楽しい食事の時間を作ります。
安全・衛生・ルールについて(ご協力のお願い)
安全管理や栄養バランスの観点から、以下の点にご留意ください。
- 麺類・ゼリー:つゆ等で食べる麺類(例:そうめん)は、こぼれやすく麺が固まると喉詰まりの危険もあるため、主食としての持参はお控えください。また、ゼリー類も喉詰まり予防のためご遠慮いただいております。
- お菓子・ふりかけ(小袋): お菓子は間食との区別のため、ふりかけの小袋は塩分の摂りすぎ防止のため、持参は控えていただいております。※ふりかけは、あらかじめお家でご飯にかけてきたものは大丈夫です。また、「白いご飯だけではなかなか食が進まない」など、ご心配な場合はいつでも担任にご相談ください。
- アレルギー防止:お子さま同士のおかず交換は行わないよう、園でも見守ります。
お弁当の中身に関わらず、子どもたちは「自分のお弁当だ!」と目を輝かせて蓋を開けます。そのワクワク感を大切に、完食できても、できなくても、お友だちと一緒に楽しく食べた経験を、ご家庭と一緒に共有していければ幸いです。
当日の持ち物(すべてに「ひらがな」で記名をお願いします)
| 対象 | 持ち物 | 詳細 |
| 全員 | お弁当箱 | お子さまが自分でふたの開け閉めができるもの |
| 全員 | お弁当袋 | お弁当箱、カトラリーなどを入れる袋 出し入れしやすいサイズ |
| 全員 | カトラリー | スプーン・フォーク・箸(お子さまが使う場合のみ)をケースに入れる |
| 全員 | コップ | 園のお茶を飲む際に使用(毎日の持ち物) |
| 年中・年長 | おしぼり | 乾いたものを、ケースや袋に入れる。1歳〜3歳児(年少)は園のおしぼりを提供(リネンサブスクリプション) |
| 満3〜年長 | ランチョンマット | お弁当箱の下に敷くもの(サイズ約20×35cm) |
※1歳・2歳児・年少のおしぼりは、園のものを使用します。
※レジャーシートの使用については、コドモンにて事前にお知らせいたします
詳細:お弁当日について
8月28日(金)
絵本読み聞かせ【年少中長】年少11:30〜 年中長13:30〜
絵本読み聞かせ隊(ボランティア)である保護者のみなさまに「お気に入りの1冊」を持ち寄っていただき、各クラスで子どもたちに読み聞かせ(約15分間)をしていただく活動です。
【ボランティア「絵本読み聞かせ隊」メンバー募集】
園では、子どもたちがワクワクする時間を一緒に作ってくださるメンバーを随時募集しております。「子どもたちに絵本を読んでみたい」という方はもちろん、まずは見学のみのご希望も大歓迎です。ご興味のある方は、どうぞお気軽に園までご連絡ください。
8月31日(月)
お誕生会【8月生まれ】フルーツ:10:00〜・オリーブ:10:30〜
フルーツ【0・1・2歳児】はもも組、オリーブ【年少中長】は幼稚園ホールにて、それぞれでお祝いします。
📷当日は北見写真館による写真撮影を行います。後日販売の詳細は、決まり次第改めてお知らせいたします。
- 家庭保育協力日:
1日(土)、13日(木)、14日(金)、15日(土)【全園児】
2026年度のお弁当日の予定
【もも組(1歳児)・さくらんぼ組(2歳児)・オリーブ(年少中長)】
以下の日程で予定していますが、行事や都合により変更になることがあります。変更の際は、事前にコドモンより改めてご連絡いたします。毎月のお忙しい中、お弁当のご準備をいただくこととなりますが、子どもたちの笑顔あふれる時間となりますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
- 8月27日(木)
- 9月10日(木)
- 10月15日(木)
- 11月19日(木)
- 12月3日(木)
- 1月21日(木)
- 2月25日(木)
- 3月4日(木)
【8月のお誕生日のお子さま】
青山 暖(あおやま だん):いちご組
藤原 結翔(ふじわら ゆいと):もも組
井口 乃恵加(いぐち のえか):もも組
茂呂 ことは(もろ ことは):もも組
小泉 朔斗(こいずみ さくと):もも組
村上 一平(むらかみ いっぺい):こりす組
河江 心平(かわえ しんぺい):こりす組
小泉 音葉(こいずみ おとは):こりす組
伊東 蒼葉(いとう あおば):こりす組
五十嵐 凛(いがらし りん):ひよこ組
瀬尾 日陽(せお ひなた):ひよこ組
佐藤 旭(さとう あさひ):うさぎ組
廣澤 希太(ひろさわ きいた):うさぎ組
大矢根 慎次(おおやね しんじ):ばら組
平田 空心(ひらた おみ):ばら組
清水 音羽(しみず おとは):すみれ組
菅原 一真(すがわら かずま):すみれ組
8月31日(月)のお誕生会にてお祝いします。
