【あしもとの宝物】園の窓から

先日、園庭にあった大きなプンゲンストウヒの木を伐採しました。銀白色の葉が美しい、樹齢約45年ほどの立派な木でしたが、針葉樹の鋭い葉が子どもたちの足に刺さる危険がありました。また、カラスが卵やヒナを守るために人を威嚇するなどの悩みもあり、安全を考えて決断しました。
長年そこにあったものがなくなると、ふとした瞬間に寂しさを感じるものです。それは進学などで、毎日会っていた人がいなくなる時の感覚にも似ているかもしれません。見慣れた景色の中に、ぽっかりと空白ができたような物足りなさがあります。
しかし今回の伐採は、あえて影をなくして地面を明るくすることや、子どもたちが安心して裸足で走り回れるようになることを見通して決めたことでもありました。実際に木がなくなってみると、地面まで陽が届くようになり、園庭は以前よりも明るい雰囲気になりました。
長く残した幹は、近い将来、子どもたちの遊び場として新たな姿に生まれ変わらせようと思っています。実は、いつかそこにツリーハウスを作りたいという夢を抱き、本をめくりながら構想を練り始めているところです。
一つの存在が去ることで、新しく生まれる光や遊びがあります。これからもそんな日々の変化を大切にしながら、子どもたちの健やかな育ちを見守っていきたいと思います。(上市 大輔)

【6月の聖句】

「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった。」 創世記1章31節

【聖書に聞く】

聖書の一番初めに、天地創造の物語が置かれています。その物語は、天も地も、地球上に生きるすべての生き物も、月も、日も、星もすべて神様が造られたと語ります。そして、造られたすべてのものを見て、神様は言われました。「見よ、それは極めて良かった。」
山登りをしたり、海に行ったりして美しい景色に感動することがあります。夕焼けや星空に心打たれることもあります。小さな虫も、顕微鏡で見ると、細かいところまで精密に造られていることがわかります。私たちは、本当に美しくて不思議な自然に囲まれています。
創造の物語で最後に造られたのが人間でした。神様は、「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」このようにして男と女が創造され、神様はこの人間に生きとし生けるものを治めるようにと期待されたのでした。もちろん人類の誕生当時に、それを見て記録することのできた人はいません。これが事実であるか科学的であるかを問い続けても実りはないでしょう。しかし、今世界各地で起こっている戦争や、悲しい犯罪、天災で被害を受けて苦しむ人々、経済的な格差で十分な食べ物のない人々など、地球の上で起きていることに目を向ければ、人間にあらゆるものを治めさせようとされた神様のご計画は今、虚しくなっているのかと思わされます。極めて良かった始めの姿が少しでも回復されるように、武器ではなく平和の働きによって、差別ではなく共に生きることによって、対立ではなく和解の道を探すことによって、子どもたちと共に平和への道を歩み始めることが求められていると思うのです。(小林 牧生)

【絵本の楽しみ】

『もりのなか』

マリー・ホール・エッツ 文・絵 / まさき るりこ 訳

今月は、紙の帽子をかぶり新しいラッパをもって、森に散歩に出かける「ぼく」の冒険物語です。「ぼくは、かみの ぼうしを かぶり、あたらしい らっぱを もって、もりへ さんぽにでかけました。」ぼくの小さな冒険は、僕をいきなり森の中で昼寝をしているライオンに出会わせます。ラッパの音を聞いて目を覚ましたライオンは、ちゃんと髪をとかしたら自分もついていっていいかと聞きます。そしてちゃんと髪をとかすと僕のさんぽについて行くのでした。こんなふうに、ゾウ、クマ、カンガルーなど普段の森では出会わないような動物たちが次々と現れて、それぞれに身支度を整えて僕の散歩についていきました。先頭はラッパを吹く僕、動物たちはそれぞれに吠えたり鼻を鳴らしたりしながら僕に続きます。何も言わないうさぎは、まるでリアルの世界と繋がっているかのように思えます。途中で一休みしてハンカチ落としをして遊んだあと、かくれんぼをすることになり、「もういいかい!」と目を開けると動物たちは1匹もいなくなっていて、そこにお父さんがいました。「いったい だれと はなしてたんだい?」このお父さんの言葉に、子どもに向き合う時の大人のあるべき姿を見る思いがします。「ぼく」がすっかり入り込んでしまっているファンタジーの世界から、その世界を壊さずにリアルの世界に導いていくお父さんのこのセリフは本当に素晴らしいです。聞いている子どもたちも、自分もこのように受け止められたいと感じるのではないでしょうか。(小林 牧生)

【6月のねがい】

0・1・2歳児(いちご・もも・さくらんぼ組)

・保育者の祈りや賛美を喜んで、真似をする。

・自然との関わりの中で様々な不思議に出会う。

年少(こりす・ひよこ・うさぎ組)

・友だちと一緒に過ごすことを嬉しく感じるとともに、思い通りにならない経験もする。

・雨や雲の様子、虫の動き、水・砂・泥など、様々なまわりのものに興味関心をもって、五感をつかって遊ぶ。

年中(ばら・ゆり組)

・神さまの恵みに感謝し、イエスさまがいつもともにいてくださることを心に留め、嬉しい時も悲しい時も祈る。

・友たちとの関わりを深めながら、自分の思いを言葉で伝えたり、相手の話を聞いたりしようとする。

年長(すみれ組)

・疑問に思ったことを考え調べ、友たちや保育者と意見を出し合いながら興味を持ったことに取り組む。

・砂・泥・水・絵の具などの様々な素材で思い切り遊び、開放感を味わう。

【6月のこどもたちの姿】

フルーツ【0・1・2歳児】

じんわりと緑が深まる6月。空気はまだひんやりと優しく、子どもたちは小さな草花や虫に「あったね」と声をかけるようにそっとしゃがみこみます。そして小さな石や落ちている花びらを「宝物」のように大事そうに握りしめ、じっくり観察します。水遊びでは冷たい泥の感触に歓声を上げながら、一つひとつの出会いを大切に過ごします。安心できる毎日の中で、子どもたちは自分の気持ちを言葉やしぐさで伝え合えるようになります。となり同士、目が合えば自然と微笑み合う低月齢児の姿があり、高月齢児は「どうぞ」「ありがとう」とごっこ遊びの中であたたかなやりとりを楽しみます。

オリーブ【3・4・5歳児】
北見の澄んだ空気が初夏の気配を運び、園庭の木々が力強く葉を広げる季節を迎えます。園庭では、日差しの下で汗をにじませながら、目的を持って遊び込む子どもたちの姿が見られます。水や泥の感触を味わうだけでなく、「ここを掘って道を作ろう!」「もっと水を流してみよう」と友だちと役割を分担し、一つの世界を創り上げていくような姿が見られるようになります。また、自分たちで植えた野菜の生長を観察し、「明日はお水をあげようね」と手分けしてお世話をしたり、見つけた虫の特徴を図鑑で熱心に調べたりと、一歩踏み込んで自然と対話する探究心豊かな姿が見られるようになります。集団の中でお互いを刺激し合い、遊びや生活を自らの手で生き生きと動かしていく、頼もしい姿が見られるようになります。

【主な行事予定】

6月1日(月)

絵本配本日:6月号【全園児】

オリーブ(年少中長)は、絵本を「ブック袋」に入れて持ち帰りますので、ブック袋がお家にある方は、お子さまに持たせて登園してください。

※「ブック袋」については、持ち物の準備・お名前記入ガイド 2026年度にてご確認ください

フルーツ(1歳・2歳児)は、絵本を「リュック」に入れて持ち帰ります。

6月2日(火)

合同礼拝【オリーブ(年中長)】10:30〜

6月3日(水)

食育講座【年中長】

北見市保健センターの栄養士さんから、「食べ物の3つのお仕事」「好き嫌いしないでなんでも食べる大切さ」のお話を聞きます。

6月9日(火)

花の日礼拝【オリーブ(年少中長)】10:30〜

お家から持ってきてくれたお花を飾り、オリーブの子どもたちがホールで神様の恵みに感謝する礼拝を捧げます。その後、年中長組の子どもたちが教会の方々のお家にお花を渡しに行きます。お家に咲いているお花がありましたら、持たせてください。園でも用意します。

6月10日(水)

お話しの会【年少・年長】11:15〜

元図書館司書の榎本香苗さんがお話し(素話)で語ってくださいます。今月は年少と年長で行います。

「素話(すばなし)」とは?

絵本などを見せずに、話し手の「語り」だけで進めるお話会のことです。視覚的な情報がない分、子どもたちは一生懸命に耳を傾け、頭の中で自由にイメージを広げていきます。 想像力や集中力を育むだけでなく、語り手と視線を合わせながら進めるため、子どもたちとの一体感が深まる大切な時間となっています。

6月11日(木)

お弁当日【もも組(1歳児)・さくらんぼ組(2歳児)・オリーブ(年少中長)】

6月から1歳児(もも組)のお弁当日が始まります。

給食とはひと味違う、楽しい食事の時間を過ごします。
お仕事や家事でお忙しい朝に、お弁当の準備をしていただくことになりますが、園ではこの日を、みんなと同じ給食とは違う雰囲気の子どもたちが「自分だけのお弁当」を囲んで、お友だちと楽しく食べる特別な時間にしたいと考えています。
朝から揚げ物をしたり、彩り豊かなキャラ弁を作ったりする必要はありません。冷凍食品や夕食の残りものも、お子さまにとっては立派な「おうちの味」です。気負いすぎず、以下のポイントを参考に準備を進めてみてください。

お弁当づくりのポイント

「好きなもの・食べ慣れたもの」を主役に
お子さまからのリクエストを聞いたり、いつも食べているおかずを入れたり、無理のない範囲でご準備ください。新しいメニューに挑戦するよりも、食べ慣れた味があることでお子さまも安心して食事を楽しめます。

「無理なく食べきれる量」がちょうどよい
いつもと違う雰囲気の中で、まずは全部食べられたという達成感を大切にしたいと考えています。お子さまが無理なく食べきれる、適度な分量でご準備ください。

食べやすさの工夫
手づかみしやすい小さなおにぎりや、フォークで刺しやすいサイズのおかずがおすすめです。「自分でできた!」という喜びが、楽しい食事の時間を作ります。

安全・衛生・ルールについて(ご協力のお願い)

安全管理や栄養バランスの観点から、以下の点にご留意ください。

  • 麺類・ゼリー:つゆ等で食べる麺類(例:そうめん)は、こぼれやすく麺が固まると喉詰まりの危険もあるため、主食としての持参はお控えください。また、ゼリー類も喉詰まり予防のためご遠慮いただいております。
  • お菓子・ふりかけ(小袋): お菓子は間食との区別のため、ふりかけの小袋は塩分の摂りすぎ防止のため、持参は控えていただいております。※ふりかけは、あらかじめお家でご飯にかけてきたものは大丈夫です。また、「白いご飯だけではなかなか食が進まない」など、ご心配な場合はいつでも担任にご相談ください。
  • アレルギー防止:お子さま同士のおかず交換は行わないよう、園でも見守ります。

お弁当の中身に関わらず、子どもたちは「自分のお弁当だ!」と目を輝かせて蓋を開けます。そのワクワク感を大切に、完食できても、できなくても、お友だちと一緒に楽しく食べた経験を、ご家庭と一緒に共有していければ幸いです。

当日の持ち物(すべてに「ひらがな」で記名をお願いします)

対象持ち物詳細
全員お弁当箱お子さまが自分でふたの開け閉めができるもの
全員お弁当袋お弁当箱、カトラリーなどを入れる袋
出し入れしやすいサイズ
全員カトラリースプーン・フォーク・箸(お子さまが使う場合のみ)をケースに入れる
全員コップ園のお茶を飲む際に使用(毎日の持ち物)
年中・年長おしぼり乾いたものを、ケースや袋に入れる。1歳〜3歳児(年少)は園のおしぼりを提供(リネンサブスクリプション)
満3〜年長ランチョンマットお弁当箱の下に敷くもの(サイズ約20×35cm)

※1歳・2歳児・年少のおしぼりは、園のものを使用します。

※レジャーシートの使用については、コドモンにて事前にお知らせいたします

詳細:お弁当日について

6月13日(土)

労作の日【参加可能の保護者の方】

保護者の皆さまにお集まりいただき、子どもたちのために遊びの環境づくりを一緒にしていただけたらと思っています。(当日の託児はありません)

作業内容(予定)

① ピクニックテーブルの制作(組立・ペンキ塗りなど)

② 園庭の土山メンテナンス(硬くなった土をスコップで掘り返す作業)

コドモンにて参加アンケートを配信いたします。一緒に作業をしていただける方、お待ちしております。

過去の労作の様子

6月15日(月)

交通安全教室【オリーブ(年少中長)】10:00〜

北見市交通安全市民運動推進委員会の方から、お話を聞いたりビデオを観たりして交通安全について学びます。

6月16日(火)

合同礼拝【オリーブ(年中長)】10:30〜

6月18日(木)

音楽会【全園児】10:00〜

ピアノ講師の方たちが園のグランドピアノで演奏します。フルーツさんからオリーブさんまで子どもたちにもおなじみの人気曲から、クラシックの名曲などを聴きます。手拍子をしたり、音楽の楽しさを体験できる演奏会です。

6月19日(金)

・避難訓練:地震【全園児】10:00〜

地震が発生した時に避難する練習をします。今回は、外遊びをしていた時に地震が発生したという想定です。

・尿検査キット配布【オリーブ(年少中長)】

尿検査用の紙コップと容器をお渡しします。

提出は6月22日(月)です。

6月22日(月)

尿検査提出【オリーブ(年少中長)】

22日朝に尿を採取して、この日に園に提出してください。

6月23日(火)

合同礼拝【オリーブ(年中長)】10:30〜

6月24日(水)

園開放:青空あーと【星の子クラブ・一般向け】10:00〜

園庭で子どもたちが青空のもと、絵の具で遊びながら「あーと」を楽しむイベントです。子育て中のお母さまとお子さまに「青空あーと」を楽しんでいただく企画です。この日は星の子クラブの親子と一般の方を対象にしています。参加申込み方法は、Webサイトなどにてお知らせいたします。未就園のお子さまがいる方にご紹介いただけると嬉しいです。

6月25日(木)

青空あーと-1【年少 9:50〜10:30・年中 10:40〜11:30】

大きな布に筆や手などで自由に描いたり、地面にある布の上を裸足で歩いたり、おもちゃを坂道で転がして描くなど、子どもたちが青空のもと、絵の具などを使い「あーと」を楽しむイベントです。

📷当日は北見写真館による写真撮影を行います。後日販売の詳細は、決まり次第改めてお知らせいたします。

6月26日(金)

青空あーと-2【フルーツ(1歳・2歳児)9:50〜10:30・年長10:40〜11:30】 

📷当日は北見写真館による写真撮影を行います。後日販売の詳細は、決まり次第改めてお知らせいたします。

【青空あーとのお手伝い募集について】

青空あーとのお手伝いを保護者の方にご協力いただけると大変助かります。子どもたちの活動を支えながら、一緒に楽しむボランティア「子どものあーと見隊」をコドモンにて募集します。詳しくは、募集内容をご確認ください。

去年の青空あーとの様子

6月30日(火)

お誕生会【6月生まれ】フルーツ:10:00〜・オリーブ:10:30〜

フルーツ【0・1・2歳児】はもも組、オリーブ【年少中長】は幼稚園ホールにてそれぞれでお祝いします。
📷当日は北見写真館による写真撮影を行います。後日販売の詳細は、決まり次第改めてお知らせいたします。


  • 家庭保育協力日:なし
  • 行事後の家庭保育協力日:なし
  • 1号午前保育日:なし 
  • 降園バス11:30出発日:なし
  • 行事の詳細は、保護者アプリ(コドモン)の「カレンダー」でご覧いただけます。

【6月のお誕生日のお子さま】

  

齊藤 雅(さいとう みやび):もも組

渋田 七翠(しぶた ななみ):こりす組

齊藤 凪(さいとう なぎ):こりす組

佐藤 丞(さとう たすく):ひよこ組

横田 つむぎ(よこた つむぎ):ばら組

廣澤 昊咲(ひろさわ こうしょう):ゆり組

垂石 結斗(たるいし ゆいと):すみれ組

林 歩生眞(はやし ふうま):すみれ組

6月30日(火)のお誕生会にてお祝いします。