「一粒の種が育つように」

「一粒の麦が地に落ちて、その命を次に繋げなければ、それはただ一粒のままです。しかし、自らを捧げて芽吹くとき、多くの実を結びます。」(ヨハネによる福音書 12章24節より)

春の陽光が、北見の地にも少しずつ暖かさを運んでくる季節となりました。新入園児の皆さん、保護者の皆様、ご入園・ご進級おめでとうございます。

植物を育てていると、小さな種から芽吹き、花を咲かせるまでの過程に、命の力強さと神秘を感じずにはいられません。子どもたち一人ひとりも、神様から託された「かけがえのない種」だと思い、この北見幼稚園という土壌で、愛という水を注ぎ、共に成長を喜び合える一年となりますよう願っています。

【園長就任のご挨拶】

共に歩み、共に育つ

園長 上市 大輔(かみいち だいすけ)

2026年度より、小林牧生園長の後を引き継ぎ、園長に就任いたします。

私は、ここ北見幼稚園で働かせていただく前は、アメリカで服を作る仕事をしておりました。布を切り、ミシンや針を使い、試行錯誤しながら今の自分ができる最高の出来の一着を仕上げる「もの作り」の世界に身を置いていました。

そんな私が、妻(園長の娘)と出会い、しばらくしてから園長に声をかけてもらったことがきっかけで、2018年に初めてこの北海道の地で保育の道に足を踏み入れました。

現在は1歳の息子を育てる父親でもあります。妻と息子、そして2匹の猫に囲まれ、賑やかで幸せな日々を過ごしています。育児の大変さも、そしてそれ以上の喜びも、今まさに保護者の皆様と同じ目線で実感している真っ最中です。

「知らないことに出会ったら調べ、新しいことを学ぶ」ことで新たな世界を知ることが私の喜びです。素晴らしい職員の仲間からはもちろん、保護者の皆様からも、子どもたちの素晴らしい姿をたくさん学ばせていただきたいと考えています。

子どもたちが園での様々な出来事の中で、「楽しい、悔しい、悲しい、嬉しい」など多様な体験を通してお互いの良さに気付き、自分や相手のことを大切にする想いを感じながら成長できるよう、そして保護者の皆様、職員一同が、一緒に喜びも悩みも分かち合える園を目指して歩んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

新しい環境に、大人も子どもも緊張する時期かと思います。私自身も、新しい挑戦に背筋が伸びる思いです。どうぞ、園で見かけた際はお気軽にお声がけください。皆様のご家庭の上に、神様の豊かな祝福がありますようお祈りし、就任の挨拶とさせていただきます。

【新年度のお知らせ】

新年度を迎えるにあたり、より良い保育環境と、保護者の皆様との円滑な連携を目指し、主に以下の変更を行います。

1. 園生活のしおり・説明会・園だよりのデジタル化

これまで紙で配布していた「園生活のしおり(重要事項説明書)」や、集合形式で行っていた説明会・PTA報告、園だよりなどを、本年度よりWeb(オンライン文書)と動画配信へと移行いたします。

  • 変更の理由:お忙しい保護者の皆様が、いつでもどこでもスマートフォン等で内容を確認し、動画で繰り返し見直せるようにするためです。また、ペーパーレス化による環境保護も目的としています。
  • 私たちの想い:事務的な作業を効率化することで少しでも子どもたちと向き合える時間を作りたいと考えています。

2. 「お弁当日」の新設について(月1回程度)

新年度より、これまでの給食に加え、新たに月に1回(年10回程度)の「お弁当日」を設けることといたしました。

  • 対象:1歳児〜年長 ※0歳児(いちご組)は、離乳食時期のため、年間を通して「給食」を提供いたします。
  • 開始時期:5月から(年少〜年長)、6月から(1歳児)
  • 食育への想い:給食やクッキングなどで食べものへの感謝の気持ちを知ると同時に、おうちの方が作ってくれたお弁当の蓋をあける時の、あの子どもたちの嬉しそうな表情と、友だちと一緒に食べる楽しい時間を大切にしたいと考えました。お弁当を通して「親子の絆を感じる」温かな機会になれば幸いです。

お弁当日についての詳細は、こちらからご確認ください。

【新入園児の保護者の皆さま】

お子さまの園での様子や園生活について、ご不明点・ご心配なことがありましたら、お気軽に園へご連絡ください。直接担任へ相談や手紙、コドモンの連絡、お電話などでお待ちしています。

【4月の聖句】

「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」 マタイによる福音書 14章27節

【聖書に聞く】

ある時イエス様は、群衆を解散させ、弟子たちを舟に乗せて対岸に送り出し、ご自分は祈るために一人山に登られました。群衆がイエス様を王に担ぎ上げようとしたのでそれを避けたのでした。弟子たちの乗った舟は湖の真ん中あたりで逆風に遭い、進めないでいました。一晩中漕ぎ悩んでいた舟へ、夜が明ける頃イエス様が湖の上を歩いて近づいて行かれました。

弟子たちは湖の上を歩くイエス様を見て、「幽霊だ」と言って恐怖のあまり叫び声を上げました。イエス様はすぐに声をかけられました。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」すると弟子のペテロが、「イエス様、あなたでしたら私に命令して水の上を歩いてそちらに行かせてください」と言ったので、イエス様は「来なさい」と言われました。

ペテロは舟から降りて歩き出しました。しかし、強い風と波を見て恐ろしくなり、沈みかけ、「主よ、助けてください」と叫びました。イエス様はすぐに手を伸ばしてペテロを捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われました。そして二人が舟に乗り込むと風は静まりました。

私たちの歩みには、様々な困難が起こってきます。その時に「恐れることはない」というイエス様の言葉に信頼して歩めたら、なんと幸せなことでしょうか。たとえ沈みかけたとしても、イエス様がすぐに手を伸ばして引き上げてくださるから大丈夫だと信頼して、この一年、皆様と共に歩みたいと思います。(小林 牧生)

【絵本の楽しみ】

『おおきなかぶ』

再話:A・トルストイ 訳:内田莉莎子 絵:佐藤忠良

初版は1962年。60年以上にわたって、子どもたちが「もっかいよんで!」と読んでもらいたがったからこそ、版を重ねてきたのだと思います。物語はロシアの民話です。

おじいさんがかぶの種を植えました。「あまい あまい かぶになれ。おおきな おおきな かぶになれ」――こうした繰り返しの言葉が、物語にリズムを生んでいきます。そして、とてつもなく大きなかぶができました。画家が描くかぶの存在感は見事です。

おじいさんがこれを抜こうとしますが……「うんとこしょ どっこいしょ」。この絵本のいちばんの魅力は、この掛け声です。おじいさん一人ではとても抜けません。そこでおばあさんを呼んできました。おばあさんがおじいさんを引っ張って、おじいさんがかぶを引っ張って、「うんとこしょ どっこいしょ」。それでもかぶは抜けません。

今度は孫を、そして犬を、さらに猫まで呼んできます。その度ごとに「うんとこしょ どっこいしょ」。それでもかぶは抜けません。最後に呼ばれたのは、なんと……。

この物語を発表会で取り組む時もあります。子どもたちが大勢でリズムを合わせて「うんとこしょ どっこいしょ」と掛け声を掛け合っている様子は、とても楽しそうです。(小林 牧生)

【4月のことば】

園では毎月、大人も子どももみんなで大切にしたい「ことば」を掲げています。
新しい環境のなか、お子さまが安心して過ごせるよう、園とご家庭で同じまなざしを持って見守るための目印です。

0・1・2歳児「はじめまして」
初めてお家の方と離れて過ごすお子さまや、進級にドキドキしているお子さまにとって、4月はたくさんの「はじめまして」であふれる季節です。
この言葉は単なる挨拶ではなく、神様が引き合わせてくださったこの場所で、「自分を受け入れてくれる人がいる」という安心感に出会う大切な一歩。まずは保育者との信頼関係という「心の根っこ」を育むことを何より大切に、一人ひとりの歩みに寄り添いながら、温かく迎えてまいります。

3・4・5歳児「よろしくね」
一つ大きくなった喜びを胸に、新しい環境へ踏み出した子どもたちの心には、「よろしくね」という相手を意識する気持ちが芽生え始めています。
自分だけの世界から少しずつお友だちの中へ。遊びや言葉のやり取りを通して、相手を大切に想う心を学んでいく時期です。神様からいただいたそれぞれの個性を認め合い、仲間と共に過ごす楽しさをじっくり味わっていけるよう、子どもたちの主体的な育ちを支えていきます。

【4月のねがい】

0・1・2歳児(いちご・もも・さくらんぼ組)
新しい環境の中で保育者や友達と出会い、安心して過ごす。

年少(こりす・ひよこ・うさぎ組)
・好きな保育者、人、遊び、場所を見つけ、安心して遊び始める。
・身近な花や草、虫を保育者と一緒にみつけ、春の訪れを感じる。

年中(ばら・ゆり組)
・進級を喜び、新しい環境への期待や友だち、保育者との出会いを楽しむ。
・賛美や祈り、聖書の話に親しみ、イエスさまの愛を感じ安心して過ごす。

年長(すみれ組)
・春の自然に触れ、自然に対する興味や関心を深め、その美しさやおもしろさを感じながら遊ぶ。
・賛美や祈り、聖書の話に親しみ、イエスさまの愛を感じ安心して過ごす。

【4月のこどもたちの姿】

フルーツ【0・1・2歳児】

初めての場所、初めての先生や友だち。新入園児の子どもたちは、たくさんの「はじめて」に囲まれ、大きな声で泣いたり、保護者の方の服を離すまいとしっかり握りしめたりして不安を表します。そんな中、保育者の温かいまなざしに見守られ、不安や甘えに寄り添われながら、一つひとつの欲求を受け止められることで、子どもたちは少しずつ安堵感と信頼感を得て、安心して身を任せられるようになっていきます。
また、進級児が伸び伸びと遊ぶ姿も良い刺激になり、少しずつ周囲の人や物に関わり始めます。進級児自身も、新しい環境に心を弾ませ、保育者や友だちと心を通わせながら、一つ大きくなったことを喜び、興味のあるものに向かって生き生きと動き出しています。
面白そうなものを見つけると、みんながやってみたくなり、時にはおもちゃの取り合いになることもありますが、それも友だちとの関わりの第一歩です。食事やお昼寝など、ゆったりとした生活の流れの中で、次第に安心して、穏やかに過ごせるようになっていきます。

オリーブ【3・4・5歳児】

進級や入園を迎え、一つ大きくなった喜びと誇らしさでいっぱいの表情を見せる子どもたち。「自分でやってみる!」と、新しい身の回りのことや、一つ上のクラスのおもちゃ・遊具に目を輝かせて挑戦する姿が見られます。
新しい環境に心を弾ませる一方で、生活の流れや場所、顔ぶれの変化に、時には緊張や疲れを感じて立ち止まる姿もあるかもしれません。そんな中、保育者の温かな受容や、見通しを持てるような言葉掛けに包まれることで、次第に「ここでは自分を出していいんだ」という安堵感を得て、本来の自分らしさを発揮できるようになっていきます。
また、進級児が生き生きと活動する姿は、新入園児にとっても大きな憧れや刺激となるはずです。友だちと同じ遊びを共有し、「面白い!」「やってみたい!」という思いを共鳴させながら、関わりを深めていく時期です。
遊びの中で自分の思いを主張し、時にはおもちゃの取り合いになることもありますが、それも相手の思いに気づき、折り合いをつけていく大切な学びの一歩です。一日の活動と休息のバランスを大切に過ごす中で、心を通わせる仲間と共に、伸び伸びと自分たちの生活を作り出し始めていきます。

【主な行事予定】

4月1日(水)

新年度開始【全園児】
通園バス運行開始【利用者】

通園バスの運行を開始します。行き:8:00園出発、帰り:14:00園出発
※準備保育期間中は保護者の方による送迎をお願いします。
【対象】満3歳・3歳児の新入園児
【期間】4月1日(水)〜3日(金)

新入園児のみ準備保育:4月1日(水)から開始

■ 0歳児・1歳児・2歳児
期間: 3日〜10日間程度
※お子さまの状態や様子を見ながら、個別に調整させていただきます。
時間: 9:00 〜 11:00
■ 3歳児・満3歳児
期間: 1日〜3日間
時間: 9:00 〜 11:30
【重要:保護者の皆さまへのお願い】
送迎について:
準備保育期間中は、保護者の方による送り迎えをお願いいたします。
降園時間:
学年によって降園時間が異なります(11:00 / 11:30)。お間違いのないようご注意ください。

給食・お弁当開始【対象者】

新年度の給食・お弁当は、認定区分や学年によって開始日が異なります。
「お子さまがどの区分に該当するか」ご確認ください。
■ 4月1日(水)から開始
2号認定・3号認定(在園児)
1号認定(進級児:年少・年中・年長組)
※1号認定で給食を希望された方、またはお弁当持参の方が対象です。
■ 4月6日(月)から開始
1号認定(新入園児:年少組)
新入園児(年少)は「準備保育対象」のため、この日から給食・お弁当が始まります。
■ お子さまの様子に合わせて開始(個別相談)
3号認定(新入園児:0〜2歳児)
準備保育(ならし保育)の進み具合を見ながら、担任と相談して開始日を決定します。

4月3日(金)

午前保育・預かり保育なし【1号認定】

降園時間は11:30になります。お迎えの方は11:20頃から11:30までにお迎えにいらしてください。
降園バスは11:30に園を出発します。

4月4日(土) 10:00〜10:30

入園式【2026年度フルーツ・オリーブの新入園児、2025年度満3歳入園児、2025年度未参加のフルーツの園児】

保護者(2名まで)と一緒に9:45から9:55までに登園してください。

式に参加される園児は、PTAからの「入園祝いまんじゅう」をもらって帰ります。在園児は、4月6日(月)に配ります。

【入園式の託児について】

式典当日、フルーツ・オリーブの在園児のお子さまにつきましては、可能な限りご家庭での保育にご協力をお願いしております。

どうしても預け先がない場合に限り託児を承りますので、希望される方はコドモンのアンケートより回答をお願いいたします。

【お願い】

2・3号認定の進級した在園児は、家庭保育のご協力をお願いいたします。

当日は北見写真館による写真撮影を行います。後日販売の詳細は、決まり次第改めてお知らせいたします。

4月9日(木) 10:00〜10:30

入園・進級記念写真全園児】

各クラスごとに子どもたちと園長と担任で集合写真を撮ります。

当日は北見写真館による写真撮影を行います。後日販売の詳細は、決まり次第改めてお知らせいたします。

 4月13日(月)

2026年度 「星の子クラブ(未就園児クラス)」が始まります。

4月14日(火)〜24日(金)

個人面談(年少・年中・年長)【希望者のみ】

今年度より年2回(4月・10月)実施することといたしました。
園とお家での様子を共有し、お子さまの健やかな成長を共に見守っていければと考えております。
内容: 幼稚園での様子のご報告、ご家庭での様子のお伺いなど
面談時間: お一人につき 25分間
時間枠: 14:30 〜 15:55 の間
※詳細な日程などについては、4月3日(金)にお手紙にてご案内いたします。

4月17日(金) 

内科検診(年少・年長)12:15〜

ゆりの樹クリニックの大野先生が、お子さまたちの健康状態を診てくださいます。
当日は、脱ぎ着のしやすい服装での登園をお願いいたします。

夜間懇談会 フルーツ(0・1・2歳児)18:00〜

クラスごとに集まり、日頃の保育の様子を共有したり、保護者の皆さまと親睦を深めたりする時間を持ちたいと思います。
対象: フルーツの保護者さま (各家庭1名)
内容: クラスごとの保育者との懇談・意見交換
託児について: 懇談会中、ご家庭でお子さまを見ることが難しい場合は、園にて託児をいたします。希望される方は、後日実施するアンケートにてお知らせください。
お忙しい時間帯とは存じますが、皆さまとゆっくりお話しできる貴重な機会ですので、ご出席をお待ちしております。

4月21日(火)

幼稚園のイースター(復活節)

幼稚園でイースターのお祝いをし、ゆで卵の「イースターエッグ」を持ち帰ります。
この卵は、私たちの罪のために十字架にかけられたイエス様が、三日目に復活し、私たちに「新しい命」をくださったことのしるしです。ご家庭でお召し上がりください。

4月22日(水)

避難訓練「非常ベルを聞く」10:00〜

当園では毎月、火災や地震などのさまざまな災害を想定した避難訓練を行い、お子さまの安全を守る備えをしています。
新入園児のお子さまがまだ園生活に慣れていない時期であることを考慮し、今月は無理な移動(避難)は行いません。まずは「非常ベルの音に慣れること」、そして「先生のお話を落ち着いて聞くこと」を目標に練習を進めてまいります。

4月24日(金)

内科検診(0・1・2歳児・年中)12:15〜

ゆりの樹クリニックの大野先生が、お子さまたちの健康状態を診てくださいます。
当日は、脱ぎ着のしやすい服装での登園をお願いいたします。

4月29日(水)

休園(昭和の日)

4月30日(木)

お誕生会(4月生まれ)フルーツ:10:00〜・オリーブ:10:30〜
フルーツ(0・1・2歳児)はもも組、オリーブ(年少中長)ホールにてそれぞれでお祝いします。

当日は北見写真館による写真撮影を行います。後日販売の詳細は、決まり次第改めてお知らせいたします。

  • 家庭保育協力日:4月3日(金) ・4月4日(土)
  • 1号午前保育日(給食・お弁当なし):4月3日(金) 
  • 降園バス11:30出発日:4月3日(金)

行事の詳細は、保護者アプリ(コドモン)の「カレンダー」にてご確認ください。

【4月のお誕生日のお子さま】

  

菊地 羚太(きくち れいた):もも組

野田 千陽(のだ ちはる):さくらんぼ組

佐藤 那緩(さとう なゆる):こりす組

菅原 陸矢(すがわら りくや):うさぎ組

目黒 倖吉(めぐろ こうきち):うさぎ組

辻 琥太朗(つじ こたろう):ばら組

垣本 祥(かきもと しょう):ゆり組

瀨越 朔弥(せごし さくや):ゆり組

4月30日(木)のお誕生会にてお祝いします。