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空気の実験(年中ゆり組)

ゆり組では年中になった頃からシャボン玉で遊び始め、自分たちでシャボン玉の液を配合してフーッと膨らませたり、泡遊びになったりと、シャボン玉遊びに夢中になる子ども達が沢山いました。

そして6月。子ども達から「シャボン玉の中に入ってみたい!」と言う話が出て、北網圏文化センターへ出かけ、シャボン玉の中に入ってみる経験をしました。

その後、遊びは宇宙作りにも発展していきます。

シャボン玉遊びや宇宙作りを通して、「空気」という存在を知った子ども達。

これまで空気で色々なことを試してみました。

大きな袋に空気を入れてみたり・・・。

それから、気球やパラシュート作りも始まりました。

扇風機の風で風船を飛ばしてみたり

空気砲も作ってみたりしました。 

「これも空気だ!」

大きな袋にお花紙を入れてブロワーで風を送ってみる実験では、中に入れたお花紙がぐるぐる回ったり、底に張り付いたり。

それを見たOちゃん「なんで〜?」

Sくん「空気が上にドンとぶつかって、そのあと下に下がっているんじゃないかな?」

Yくん「空気がいっぱいありすぎで重たいから、お花紙が下にたまっているとか?」

色々なことを考えていた子ども達でした。

色々と試してみるうちに空気の見えない動きにも興味を持つ子ども達も出てきました。

そんな時、空気の博士がいるという噂を聞いたH先生が早速連絡をとり、今回サイエンスラボさんに来ていただくことになったのです。

そして15日(火)子ども達が楽しみにしていた「空気の博士さん」が幼稚園に来て、色々実験を見せてくれました。

「これは浮かばない!」「うん、浮かばないよね。」

「これは浮かぶかも!」「浮かぶ!浮かぶ!」「あれ?浮かばない?」

「浮かぶ!浮かぶ!」

少し浮いてますね〜。

紙風船が1番浮かんでみんな大喜び!

「わ〜〜!飛んだ〜!!」「浮かんだ!」

今度はブロワーで風の力を集中させて〜

さっきよりも浮かんでいますね〜。

「わ〜!飛んできた!!」

ゆり組でも楽しんでいる遊びなので、みんな予想しながら大盛り上がり。

底が開いてる醤油のペットボトルの中に、水色のビニール手袋が入っています。

「空気の博士」は、底からこの手袋に簡単に手を入れることができますが、子ども達が、手を入れようとしても・・・。

「めっちゃかたい!!」「なんで手を入れれないの?」と手を入れることができません。

空気の博士「ネタバラシをすると〜。みんなが手を入れようとする時にキャップをして、この中の空気の圧が高まるようにしていたからでした〜。」

Sくん「ずる〜い!!」

Kちゃん「空気の力って強〜い!」

容器の中に入っている風船と

マシュマロ

空気を抜くと、マシュマロが大きくなって、空気が入ると小さくなります。

Oくん「なかでさ〜、空気がぎゅっとなっているのかな〜?」

子ども達、これは少し不思議に感じていたようです。

これはスモークマシーン、空気は目に見えませんが煙を使うと見えますね〜。

箱の横を手でたたくと〜「ボン!」丸い煙がフワフワ〜 これは丸い穴の空気砲。

 「じゃあ、三角なら?三角の煙になるのかな〜」

三角の穴からも、出て来たのは丸い形の煙でした。

「シャボン玉も三角や色々な型でやってみたけど、最後は丸くなったよね。」と子ども達。

今度は、大きな空気砲で空気の形・動きを見せてくれました。

こちらは、後から押して空気を出す形です。

子ども達にも挑戦させてくれました。

「ボン」「わ〜〜!!」すごい煙が出て来ました

みんな大興奮!

煙の行方をじーっと目で追っていたMくん「空気が天井と壁に当たってぐるぐるしていた!」Mちゃん「空気がぐるぐる回って動いていた!」

丸い穴から出てきた空気の形がよ〜くわかった実験でした。

なが〜いビニール袋。

これに空気を入れてみよう!

曲がっていると、フーフーといくら吹いても空気は入っていかず膨らみません。

でも「空気の博士」がまっすぐにして、フッ!!と吹くと、あっという間にこの通り!

膨らみました。

これはまっすぐにして風の通り道を作っているからなんですって〜。

「へ〜。」

最後にみんな、風船飛行機のおみやげをいただきました。

給食後に作ってみると、すぐに飛ばしてみたくなりホールへ!

舞台の上から「いっせーの」「それ!!」と飛ばしてみました。

「飛んだ飛んだ!」

「どうして細長い風船にするとよく飛ぶんだろうね〜?」

Aちゃん「細いから空気の道を通りやすいんじゃない〜?」ですって😀

さっき、「空気の博士」から聞きましたもんね。

今回サイエンスラボさんに空気の実験を色々と見せていただき、ますます空気や風に興味を持ち、面白さに気づいた子ども達でした。

サイエンスラボの皆さん、ありがとうございました🙇‍♀️

最後に、ゆり組で今、楽しんでいる実験は〜こちら↓

「かぜとくうきのけんきゅうじょ」

透明な筒にボールを入れて下からブロワーのスイッチをON!

ボールがシューっと浮き上がります。

どのくらい浮いたかテープで印をつけてみることにもしました。

うまくいくと筒を通って、こちら側まで飛んできます。

これも風の通り道がうまくできると、沢山飛ぶのかな〜🙂

出て来たボールを受けようとする子ども達もいて、なかなか面白い研究所になっています。

今後のゆり組の子ども達の遊びが、どんなふうに発展し、深まっていくのかお楽しみに〜😀🍃

どうぞ来週の参観日で、お父さんお母さん達もお楽しみ下さい。