5月「メンダコを作りたい。」と言う言葉から「すいぞくかんを作ったらいいんじゃない?」と水族館作りが始まりました。
子ども達が知っているお魚を大きな紙に描いたり、たこやクラゲを作ったり。
マッコウクジラもできあがり
お部屋は、どんどん水族館になっていきました。
6月には本当の水族館をみに、温根湯の山の水族館に園バスでお出かけして、ますますお魚に興味が出てきた子ども達。
7月年長組が幼虫探しをするために土を掘っているのを見て、一緒に掘り始めたうさぎ組の子ども達が白い土を発見。
「ここに、しおがいっぱいある!」と塩探しが始まりました。
そこで子ども達は、塩が海から作られることを知りました。
「塩って作れるの?」
「作ってみたい!!!」「塩ラーメンが作れるかも!」
と盛り上がり、とうとう本当に塩を作ってみることになりました。
そのことを園長先生に相談すると、こういうことが大好きな園長先生、すぐに動いてくれました。
時間を作り、担任のH先生と海へ!
そして海水を汲んできました〜!!
そして今日、塩作りの日を迎えたのです。
海の水から塩作りなんて、Mも初めてでワクワクの取材です。
塩作りスタート!
こちらが海の水。
一応食べられる塩作りを目指して活性炭を入れています。
不純物を取り除くために、フィルターで2回こします。
子ども達「きれいにな〜れ!きれいにな〜れ!!」
2回こした水をフライパンへ移して
これから調理室のガスの強い火力でぐつぐつ煮て水分を飛ばします。
「水道の水で塩ができるかも!」と言う子もいたので、水道の水でも試してみることにしました。
左が海の水。右が水道の水。
ガスに火がつきました。
さぁ、どうなるのかな〜?
海の水から本当に塩ができるのでしょうか!
そして、水道水からも塩ができるのか・・・?
ぐつぐつ沸騰してきました。
海の水の方は少し白っぽいような・・。
見ていた子ども達ですが、ここは年少さん、ずっとみているのは難しいので、火の番は園長先生にお願いしました。
そして1時間経過・・・⏰
海の水の方のは、ずいぶん白っぽく、フライパンの周りに塩らしきものが見えますね〜。
いっぽう水道水は、色に変化は見られずは量が減っています。
海の水は、ずいぶん少なくなりました。ここで、もう一度にがり成分を取り除くためフィルターでこします。
それをもう一度フライパンでグツグツ。
海水と水道水の違いが、はっきりわかります👍
子ども達も「水が少なくなったね。」「この白いのが塩なのかな〜。」と興味津々。
海の水から塩ができました🙂
「やった〜!!」👏👏👏👏👏👏👏👏👏
まだ濡れているので、来週まで乾かすことで今日の塩作りは終わりとなりました。
お部屋に戻って、「塩できて、本当にすごいね。」「ポップコーンにこの塩パラパラして食べたいね。」と話していたようです。
この続きは、また来週。
海の水で本当に塩ができたのを見た子ども達。このできた塩をどうするのかな〜?
お楽しみに🙂
先生達は、できたての塩をペロッと味見してみましたが、本当に塩!でした。
(塩ができるのは、あたりまえなのかもしれませんが、滅多に海の水を汲んできて塩を作ろうなんてする人はいないですよね😅今回それを本当にしてみたのは、子ども達も先生達も、とてもおもしろい経験となりました😃)