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聖誕劇ーその1

ルカによる福音書は、イエス様のお誕生の記事をこう書き始めました。「そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。」そこで、「人々は皆、登録をするためにおのおの自分の町へ旅立った。」ヨセフはダビデ王の家系だったために、ダビデの町ベツレヘムに登っていったのです。身重のマリアと一緒に。クリスマスは、人々が、それぞれ自分の故郷に帰っていくそういう日なのだと思います。

2年ぶりに戻ってきた聖誕劇の会場中ホールに、懐かしい顔がちらほら見えました。卒園した、SさんやTさん、Yさんの顔も。北見幼稚園が、年に一度は帰ってくる場所、イエス様のお誕生を祝うそのときに戻っていく場所、故郷になっているのではと思うと大変嬉しい気持ちになりました。

 

さて今日の聖誕劇の様子をお伝えしましょう。

9時過ぎには続々と人々が集まってきました。

ぞくぞく。

舞台袖のモニターからも見えます。

楽屋を覗いてみましょう。お母さんたちが衣装を整えています。

中には自分に見とれてしまっている人も。

どういうわけか、手すりと鏡の間に挟まってしまう人も。

でも、みんな準備ができて本番に向けて気持ちが高まってきています。このあと、素晴らしい聖誕劇が出来上がることになるとは、まだ誰も知りません。

ここは年少の楽屋です。子羊の世話は大変です。

お母さんと離れて不安になる羊もいれば、

そんなの関係ねー、「メー」という人も、間違い鳴く羊もいます。このリラックスした感じで本番までいっちゃいそうです。

こちらは年中組。もう椅子に座って出番を待っていました。リラックスした表情にも見えますが、かなり緊張も入っています。

本番はどうなったかって?それはまた来週の心です。


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