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クリスマス聖誕劇その5

その頃、東の国で星の研究をしていた博士たちが、不思議に光る星を見つけ、これは新しい王様が生まれた印に違いないと、はるばるベツレヘムを目ざして旅をしていました。博士を導いているのは、『使い星』さんです。
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星が止まったことに気づいた博士たちは、新しい王様にお会いできると期待に胸が膨らみます。
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「星よ導いておくれ。」博士たちはベツレヘムへと急ぎます。
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一方、野原の羊さんたちもこの知らせを聞いてじっとしていられません。(元々じっとしているより動きたいんですから。)馬小屋までやって来ます。
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♪メリクリスマス、メリクリスマスと歌ったり、しっぽを振ったりして喜びを表します。
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…いきなりですが…
聖誕劇もクライマックスに近づいて来ています。現地と中継がつながっているようです。
北見「ベツレヘムのレビンさん、レビンさん、そちらの状況を教えて下さい。」
レビン「はい、私は今ベツレヘムの町外れ、それほど大きくない宿屋の近くにおります。先ほど野原の羊飼いさんと大勢の羊さん達が到着して、真夜中だというのにこの一角だけ、大勢の人で混み合っています。先ほど羊飼いにインタビューしたビデオをご覧下さい。」
レビン「羊飼いさん、よくここがお分かりになりましたね。」
羊飼い「おれたちは、オオカミだってこの杖でやつけるんだけど、突然空が明るくなって、天使が出て来た時にはほんとに驚いたよ。とにかく飼い葉桶に寝かされているのが新しい王様だって聞いたんで、仲間とすっ飛んできたわけ。見つかって良かったよ。それにしても、この馬小屋、いつもなら汚いし、臭うし、家畜達がうるさいのに今日はずいぶん静かだなあ。あっ、あれがイエス様だ。なんて静かに眠っているんだろう。おいっ、みんな速く拝みにいこう。」
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レビン「ただ今、羊飼いさん達の後ろから羊さんたちが何やら白いものを、あっ、どうやら暖かい毛のお布団のようです。」
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レビン「さて、いよいよ博士さん達が到着したようです。黄金、乳香、没薬という大切な贈り物を持って来ているとの情報も入って来ています。博士さん達が、一人ひとり贈り物を捧げています。今まで大事にして来たものをすべて売って贈り物に変えたという情報もあります。それほどの喜びだったということでしょうか。」
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レビン「全員がそろっています。いよいよフィナーレです。今年は讃美歌『今こそ声あげ』を歌っています。きれいに歌えています。そちらどうですか?聞こえてますでしょうか。11月の終わりから少しずつ取り組んできたと聞いています。子ども達は、長い取組の中でいろいろなことを感じ、考えてきたはずです。私たちも、クリスマスを迎えるたびに、誰でもが価高い存在として神さまに愛されていること、そこからクリスマスの喜びが湧き出ていることを思わされています。」
「いよいよ賛美歌が終わりました。陰アナウンサーの「以上で北見幼稚園の聖誕劇『世界ではじめのクリスマス』を終わります。」の言葉も流れ、緞帳が降りていきます。リポーターの私も何か感動しています。」
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ここら辺で、現地からのリポートを終わらせて頂きます。では、また来年、ベツレヘムで。良いお年を!!」
このあと、会場にはサンタさんがやって来て子ども達にたくさんのプレゼントを盛って来てくれました。サンタさんに協力をして下さった全国の心やさしい皆さんに感謝しています。


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