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クリスマス聖誕劇その4

今年は早くも第4場から、現地特派員をお呼びしようとお思います。
北見:「ベツレヘムのレビンさん、レビンさん、聞こえますか。」
レビン:「はい、レビンです。こちらベツレヘムは上空からの強い寒気の影響で、今朝方から気温が下がって、現在こちらの時計で午後11時をまわった所ですが、たいへん寒い状態になっています。どうぞ。」
北見:「レビンさんの今いらっしゃる場所はどちらでしょうか?」
レビン:「はい、私は今ベツレヘム近くの野原に来ています。やせた土地ではありますが、草がそこここに生えていて、羊達に食べさせるには丁度良い場所です。」
北見:「羊や羊飼いたちは見えますか?」
レビン:「はい、ここから100mほど先に、羊飼いがたき火を囲んでいます。話をしているようです。その周りにかなりたくさんの羊が体を丸くして寝ています。」
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あっ、羊飼いがたき火に木を足して、どんどん燃やそうとしています。
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レビン:「たき火が赤々と燃えています。おや、何か鈴のような美しい音が聞こえて来ています。」
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北見:「何か異変が起きたのでしょうか?」
レビン:「まるで星が歌っているような美しい音楽が聞こえて来ています。羊飼いたちはさかんに星空の一角を指差しています。今まで気がつきませんでしたがとても大きな星が明るく輝いています。これはどういうことでしょうか。ようやく羊飼いたちが音楽に気づいたようです。」
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レビン:「天使の歌声のようです。美しい歌声です。」
「こっちからも。」
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「そしてこっちからも。♪聞いてごらん、聞いてごらん、天使の歌を…と歌っているようです。」
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北見:「レビンさん、羊飼いの声は聞こえますか。」
レビン:「はい、ここからは少し聞き取りにくいので、もう少し現場に近づきたいと思います。あっ、大変なことが起きています。天の使いが現れて羊飼いたちに告げています。」
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北見:「どんな内容でしょうか。」
レビン:「えー、恐れるなとか、大きな喜びとか、救い主がお生まれにとか、飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子、等という言葉が聞き取れます。羊飼いたちが立ち上がりました。イエス様を拝み行こうと気勢を上げています。」
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レビン:「あっ、歩き出しました。かなり早いです。私も遅れないでついて行きます。ベツレヘムに着きましたらまた中継します。では!」


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