第１場が始まります。今年は、緞帳が開くとナレーターが舞台に並んでいました。そこにスポットが当たり、歌い始めました。『グロリア』心にしみる曲です。

第１場　預言
預言者イザヤやミカが救い主の誕生を預言します。４人の預言者がイザヤとミカの預言を伝えます。イエス様がお生まれになる７００年以上前のことでした。

第２場　受胎告知
ある日のこと、天の使いがマリアのところに現れて、救い主が生まれることを知らせます。

第３場　ベツレヘムへの道
その頃、人口調査をせよとの勅令が皇帝アウグストから出て、人々は皆自分の故郷に行って登録をしなければならなくなりました。ヨセフは、ダビデ王の家系であったので、身重のマリアを連れて歩いてダビデ出身の町ベツレヘムまで出かけていくことになりました。
しかし、ベツレヘムの町は、登録のためにやって来た旅人であふれていました。宿屋はどこも満員の状態になっていました。この宿屋は、この人達で満員になりました。

この☆がつかないくらいのランクの宿でさえ、この人達で満員になりました。でも、この宿よーく見ると入り口の戸の上の方から光が漏れて来ていますよ。

花道からマリアを導いてヨセフが歩いて来ます。身重の妻をいたわる本当にやさしいヨセフでした。「マリアご覧。ダビデの町、ベツレヘムですよ。」「ずいぶんたくさんの人達ですね。」こうマリアが心配した通り、宿屋は満員で泊まる所がありませんでした。
「今晩一晩泊めてくれませんか？」「お気の毒ですが、満員でお泊めする部屋がありません。」

隣の宿屋に行ってみました。
「今晩一晩泊めてくれませんか？」「すみませんねー、あいているところは馬小屋しか無いんです。」「その馬小屋に泊めてください。」驚く宿屋さんたち。

その夜、イエス様は馬小屋でお生まれになりました。空には、大きな星が明るく輝いていました。